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06月06日-01号

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  1. 大村市議会 2008-06-06
    06月06日-01号


    取得元: 大村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-31
    平成20年  6月 定例会(第2回)              平成20年第2回           大村市議会定例会会期及び日程1.会期  6月6日から6月23日まで(18日間)2.日程月日曜種別内容開会時刻6月6日金本会議議案審議(委員会付託)午前10時6月7日土休会  6月8日日休会  6月9日月休会  6月10日火本会議市政一般質問午前10時6月11日水本会議市政一般質問午前10時6月12日木本会議市政一般質問午前10時6月13日金本会議市政一般質問午前10時6月14日土休会  6月15日日休会  6月16日月休会  6月17日火委員会付託案件審査午前10時6月18日水委員会付託案件審査午前10時6月19日木委員会付託案件審査午後1時6月20日金休会  6月21日土休会  6月22日日休会  6月23日月本会議議案審議(委員会審査報告)午前10時     平成20年第2回大村市議会定例会上程案件及び処理結果件名付託決定月日委員会月日結果第45号議案 大村市税条例及び大村市都市計画税条例の一部を改正する条例6月6日総務6月23日原案可決第46号議案 大村市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例6月6日厚生6月23日原案可決第47号議案 大村市体育施設条例の一部を改正する条例6月6日厚生6月23日原案否決第48号議案 大村市国民健康保険条例の一部を改正する条例6月6日厚生6月23日原案可決第49号議案 大村市勤労者センター条例の一部を改正する条例6月6日経済文教6月23日原案否決第50号議案 大村市民会館条例の一部を改正する条例6月6日経済文教6月23日原案否決第51号議案 旧楠本正隆屋敷公開条例の一部を改正する条例6月6日経済文教6月23日原案可決第52号議案 大村市体育文化センター条例の一部を改正する条例6月6日経済文教6月23日原案否決第53号議案 大村市火葬場条例の一部を改正する条例6月6日建設環境6月23日原案可決第54号議案 大村市裏見の滝自然花苑条例の一部を改正する条例6月6日建設環境6月23日原案可決第55号議案 専決処分の承認について----6月6日承認第56号議案 専決処分の承認について----6月6日承認第57号議案 平成20年度長崎県大村市一般会計補正予算(第2号)6月6日分割6月23日原案可決第58号議案 平成20年度長崎県大村市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)6月6日厚生6月23日原案可決第59号議案 平成20年度長崎県大村市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)6月6日経済文教6月23日原案可決報告第2号 専決処分の報告について----6月6日報告報告第3号 専決処分の報告について----6月6日報告報告第4号 平成19年度長崎県大村市一般会計予算の繰越明許費に係る繰越しの報告について----6月6日報告報告第5号 平成19年度長崎県大村市簡易水道事業特別会計予算の繰越明許費に係る繰越しの報告について----6月6日報告報告第6号 平成19年度長崎県大村市水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について----6月6日報告報告第7号 平成19年度長崎県大村市工業用水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について----6月6日報告報告第8号 平成19年度長崎県大村市下水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について----6月6日報告平成19年度大村市土地開発公社経営状況報告について----6月6日報告平成20年度大村市土地開発公社事業計画及び予算について----6月6日報告平成19年度財団法人大村市振興公社事業報告について----6月6日報告平成20年度財団法人大村市振興公社事業計画及び収支予算について----6月6日報告平成19年度財団法人大村国際交流協会経営状況報告について----6月6日報告平成20年度財団法人大村国際交流協会事業計画及び予算について----6月6日報告株式会社大村市総合地方卸売市場平成19年度経営状況報告及び平成20年度事業収支計画について----6月6日報告請願第2号 最低賃金の引き上げと制度のさらなる改正、中小企業支援を求める請願の件6月6日経済文教6月23日不採択請願第3号 「非核日本宣言」を求める意見書採択に関する請願の件6月6日総務6月23日採択請願第4号 後期高齢者医療制度を中止し、廃止を求める請願の件6月6日厚生6月23日不採択陳情第4号 農地転用に関する陳情の件----6月6日報告陳情第5号 大村市入札制度における地元業者への優先発注に関する陳情の件----6月6日報告議会第4号議案 「非核日本宣言」を求める意見書----6月23日原案可決議会第5号議案 市民協働による財政健全化への取り組みを求める決議----6月23日原案可決農業委員会委員の推薦について----6月23日推薦     平成20年第2回大村市議会定例会市政一般質問通告表月日質問順位通告者発言の項目頁6月10日1神近 寛1.情報政策について  (1)効果的情報発信手段の構築を  (2)情報効果を検証するシステムの確立を 2.監査制度について  (1)指摘事項に対する措置は適正に行われてきたか  (2)監査制度を活かすための今後の取り組み 3.市民生活行政について   タウンミーティングにおける市民との約束の履行を 4.都市整備行政について   河川の環境保全を見直す時期ではないか 5.交通政策について   大村インターチェンジ高速バス利用の利便性の向上 6.福祉行政について   申請手続きの改善662中瀬昭隆1.産廃発電について 2.指定管理者制度の見直しについて 3.商工観光行政について  (1)地場産業育成の支援策について  (2)カジノ導入について  (3)黒丸踊について 4.歴史的建造物の保存について
    5.臼島の活用について753村上秀明1.水道事業について  (1)簡易水道について    安定供給と今後の見通しについて  (2)水資源対策室の取り組みについて 2.ふるさと納税について   大村市の対応について 3.裏見の滝しゃくなげまつりについて   駐車場についての対応 4.松原駅踏み切りについて   進捗状況について 5.野岳町温泉施設建設計画について   市としての情報収集と経緯について854伊川京子1.三城町の宅地開発について 2.教育行政について  (1)学校2学期制の評価及び課題はどのようになっているか  (2)図書館建設について市民を交えた研究・協議を進める予定はないか  (3)学校給食について  (4)幼稚園・保育所の整備計画について 3.生ゴミ堆肥化について   普及について農業委員会等との具体的な連携は図られているか 4.AEDについて  (1)設置後の管理について  (2)子どもへの使用について946月11日5村崎浩史1.ある市民のメールより。水道局の抱えたドミナントロジックの検証 2.市立竹松幼稚園・竹松保育所の認定こども園の事業者選定に関する諸問題の確認と解決策の提案 3.競艇企業局からの一般会計繰入金の方向性について 4.財政運営と予算設計について1066永石賢二1.新幹線について   在来大村線と新幹線に挟まれる建物について 2.農業振興について   減反について 3.観光行政について   森園屋外プール角の黒丸踊モニュメントについて1167松崎鈴子1.地縁団体の認可取り消しについて  (1)認可要件について  (2)申請書の「確認」のあり方について 2.指定管理者の選定について   「運用指針」と「基本指針」のかかわりについて 3.教育行政について  (1)教育施設の老朽化と耐震対策について  (2)第二次大村市立幼稚園整備計画について  (3)「椿の森学園」への教職員の派遣について1218永尾高宣1.市の財政について  (1)長期計画について  (2)ふるさと納税について 2.放課後子どもプランについて1326月12日9宮本武昭1.教育行政について  (1)放課後子どもプランについて  (2)三城城跡について 2.福祉行政について  (1)ボランティア(奉仕)活動について  (2)戦没者追悼式の参加について 3.長崎県水質保全条例について14410田崎忠義1.原油高騰による農業・漁業者対策及び物価対策について 2.非核・平和都市宣言碑(モニュメント)の移設について 3.活水女子大学の看護学部の新設計画の進捗状況について 4.お産のため里帰り出産時の保育園(所)の入園(所)について 5.競艇事業(ナイターレースの開催)について15311園田裕史1.新幹線について   大村市が描く新幹線を活かした街づくりとビジョンについて 2.市立大村市民病院について   同月前年比における現在の状況と変化について 3.学校現場の精神保健福祉について 4.財政健全化について   財政健全化法における取り組みについて 5.環境行政について  (1)循環型社会について本市の取り組みと現状  (2)公共施設の清潔保持や清掃について16112田中 守1.福祉保健行政について  (1)妊婦無料健診の拡充と里帰り健診について  (2)長寿医療制度実施での大村市独自の取り組みについて  (3)高齢者が利用する施設におけるトイレの洋式化 2.教育行政について   小学校、中学校のトイレの個室化 3.滞納対策について 4.市民協働のまちづくりについて1726月13日13久野正義1.国民健康保険について   短期保険証の発行について 2.東大村の処分場について 3.後期高齢者医療制度について 4.食料自給率向上と消費者との共同を進める農業政策について  (1)農地の保全と遊休地の活用について  (2)地産地消の支援策について 5.長崎新幹線について  (1)長崎新幹線の活用策について  (2)新大村駅とJR大村駅について18414三浦正司1.防災、国民保護行政について  (1)防災拠点あるいは防災拠点と成り得る施設等の防災対策について  (2)有事情報、災害情報入手手段としての全国瞬時警報システム(J-ALERT)について  (3)情報、警報、警告手段としての半鐘について  (4)新型インフルエンザ対応について  (5)光化学スモッグ対応について19215廣瀬政和1.新幹線と大村市のまちづくりについて 2.産業廃棄物最終処分場(東大村)への対応について 3.防犯対策について   犯罪の凶悪化、低年齢化の傾向が見られる中で、当市における犯罪の発生状況とその対策について 4.教育行政について  (1)教育方針がゆとり教育から学力向上へカジがきられたが学校教育はどのように変わるのか  (2)学校図書館の現状は  (3)家庭教育指導員廃止後の地域における家庭教育の指導について20016三田村美津子1.福祉保健行政について  (1)地域支援事業について   ① 包括支援センターの今後のあり方   ② 介護予防事業について  (2)女性のがん検診について  (3)女性の健康月間の取り組みについて 2.大学誘致について   活水女子大学看護部(4年制)の新設による市への波及効果と市からの支援について209◯出席議員は次のとおりである。   1番  神近 寛君        14番  村崎浩史君   2番  田中 守君        15番  伊川京子君   3番  馬場重雄君        16番  永石賢二君   4番  恒石源治君        17番  松崎鈴子君   5番  宮本武昭君        18番  田崎忠義君   6番  久野正義君        19番  村上秀明君   7番  三田村美津子君      20番  辻 勝徳君   8番  田中秀和君        21番  廣瀬政和君   9番  園田裕史君        22番  前川 與君   10番  中瀬昭隆君        23番  大崎敏明君   11番  三浦正司君        24番  川添勝征君   12番  山口弘宣君        25番  里脇清隆君   13番  永尾高宣君◯欠席議員は次のとおりである。   なし◯地方自治法第121条により出席した者は次のとおりである。 市長        松本 崇君    教育長       木下勝海君 副市長       久保一雄君    教育次長      石丸哲也君 総務部長      中村満男君    監査委員事務局長  田中隆雄君 総務部理事兼契約課長         会計管理者兼会計課長           山口雅範君              伊東正人君 企画部長      山口正幸君    水道事業管理者   津田 学君 財政部長      吉野 哲君    水道局次長     朝長 定君 市民生活部長    松下崇文君    競艇事業管理者   遠藤謙二君 福祉保健部長    田中久美子君   競艇企業局次長   平野精一郎君 福祉保健部理事兼障害福祉課長     商工観光部理事   中島与四郎君           朝長靖彦君 環境部長      吉田重記君    福祉保健部理事兼市民病院課長                              森 信一郎君 農林水産部長    坂井則雄君    総務法制課長    喜々津保則君 商工観光部長    福田和典君    都市整備部建築住宅課長                              林田俊夫君 都市整備部長    橋口正明君◯本会議の書記は次のとおりである。 事務局長      浦 一弘君    書記        古川朋博君 次長        太田義広君    書記        東 賢一君 議事調査係長    高木義治君    書記        石山光昭君 書記        百武修一君   -----------------------------          第2回定例会議事日程 第1号        平成20年6月6日(金曜)午前10時開議第1 会期決定の件第2 第45号議案 大村市税条例及び大村市都市計画税条例の一部を改正する条例第3 第46号議案 大村市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例第4 第47号議案 大村市体育施設条例の一部を改正する条例第5 第48号議案 大村市国民健康保険条例の一部を改正する条例第6 第49号議案 大村市勤労者センター条例の一部を改正する条例第7 第50号議案 大村市民会館条例の一部を改正する条例第8 第51号議案 旧楠本正隆屋敷公開条例の一部を改正する条例第9 第52号議案 大村市体育文化センター条例の一部を改正する条例第10 第53号議案 大村市火葬場条例の一部を改正する条例第11 第54号議案 大村市裏見の滝自然花苑条例の一部を改正する条例第12 第55号議案 専決処分の承認について第13 第56号議案 専決処分の承認について第14 第57号議案 平成20年度長崎県大村市一般会計補正予算(第2号)第15 第58号議案 平成20年度長崎県大村市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)第16 第59号議案 平成20年度長崎県大村市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)第17 報告第2号 専決処分の報告について第18 報告第3号 専決処分の報告について第19 報告第4号 平成19年度長崎県大村市一般会計予算の繰越明許費に係る繰越しの報告について第20 報告第5号 平成19年度長崎県大村市簡易水道事業特別会計予算の繰越明許費に係る繰越しの報告について第21 報告第6号 平成19年度長崎県大村市水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について第22 報告第7号 平成19年度長崎県大村市工業用水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について第23 報告第8号 平成19年度長崎県大村市下水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について第24 平成19年度大村市土地開発公社経営状況報告について第25 平成20年度大村市土地開発公社事業計画及び予算について第26 平成19年度財団法人大村市振興公社事業報告について第27 平成20年度財団法人大村市振興公社事業計画及び収支予算について第28 平成19年度財団法人大村国際交流協会経営状況報告について第29 平成20年度財団法人大村国際交流協会事業計画及び予算について第30 株式会社大村市総合地方卸売市場平成19年度経営状況報告及び平成20年度事業収支計画について第31 請願第2号 最低賃金の引き上げと制度のさらなる改正、中小企業支援を求める請願の件第32 請願第3号 「非核日本宣言」を求める意見書採択に関する請願の件第33 請願第4号 後期高齢者医療制度を中止し、廃止を求める請願の件第34 陳情第4号 農地転用に関する陳情の件第35 陳情第5号 大村市入札制度における地元業者への優先発注に関する陳情の件 △開会 午前10時 ○議長(里脇清隆君)  おはようございます。お知らせをいたします。また、ことしも今議会からクールビズで行ってまいりたいと思いますので、皆様の御理解をよろしくお願いいたします。また、暑い方は上着を脱がれても結構ですので、よろしくお願いいたします。 会議に入ります前に、去る5月28日に開催されました全国市議会議長会第84回定期総会におきまして、25年勤続議員として永石賢二議員が特別表彰を受けられましたので、ただいまから表彰状の伝達を行います。永石議員はどうぞ演壇へお越しください。 表彰状。大村市、永石賢二殿。あなたは市議会議員として25年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第84回定期総会に当たり、本会表彰規程によって特別表彰をいたします。平成20年5月28日。全国市議会議長会会長藤田博之。代読でございます。おめでとうございます。(拍手)  〔表彰状伝達〕 表彰を受けられました永石議員におかれましては、大変おめでとうございます。これからもまた我々議員のお手本となるようにどうぞよろしくお願いいたします。 以上で表彰状の伝達を終わります。 次に、さきに選任されました副市長について市長から紹介があります。 ◎市長(松本崇君)  おはようございます。さきに御選任をいただき、4月1日から就任をいたしました久保副市長にごあいさつをさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 ◎副市長(久保一雄君)  おはようございます。ただいま御紹介いただきました久保でございます。さきの3月議会で御同意いただき、4月1日付をもって副市長を拝命いたしました。もとより微力ではございますが、財政健全化及び行政改革など諸問題に積極的に取り組み、住みよいまちづくりのために誠心誠意全力をもって力を尽くしたいと思います。どうか議員皆様方にはよろしく御指導、御支援のほど切にお願いいたします。 簡単でございますけども、ごあいさつにかえさせていただきます。(拍手) ○議長(里脇清隆君)  次に、市長から幹部職員の紹介があります。
    ◎市長(松本崇君)  それでは、4月1日付の人事異動によりまして幹部職員の異動もあっておりますので、紹介させていただきます。 水道事業管理者・津田学、総務部理事兼契約課長・山口雅範、福祉保健部理事兼市民病院課長・森信一郎、農林水産部長・坂井則雄、都市整備部長・橋口正明、会計管理者兼会計課長・伊東正人、教育次長・石丸哲也、監査委員事務局長・田中隆雄。 以上で紹介を終わります。 なお、全部の部課長につきましては、お渡ししております名簿を御参照いただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(里脇清隆君)  それでは、会議に入ります。 出席議員は定足数に達しております。ただいまから平成20年第2回大村市議会定例会を開会いたします。 議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 日程第1、会期決定の件を議題とします。 お諮りします。第2回定例会の会期は、本日から6月23日までの18日間とすることに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定しました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元に日程表を配付しておりますので、御了承願います。 日程第2、第45号議案を議題とします。 なお、今議会より理事者側の提案理由の説明等につきましては、登壇せず自席で行うことといたしましたので、御了承願います。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎財政部長(吉野哲君)    ----------------------------- △第45号議案 大村市税条例及び大村市都市計画税条例の一部を改正する条例   -----------------------------についてでございます。 地方税法等の改正に伴いまして、個人市民税に係る寄附金控除の方式を改め、老齢等年金給付を受けている65歳以上の納税者に課する個人市民税を特別徴収の方法によって徴収するとともに、所要の条文整理を行うものでございます。 改正の内容につきましては、多岐にわたっておりますので参考資料の方の改正の概要の方で説明をさせていただきます。参考資料の方をよろしくお願いします。 まず、市民税におきます寄附金税制の見直しでございます。今回、税条例につきましては8項目の改正をお願いしておりますが、この寄附を行った場合の税におきます寄附控除の方法が変わりまして、従来、所得控除をされていたものが、税額から控除をされるというふうに変わっております。控除方式、控除率、控除対象限度額、それと適用下限額を改正するものでございます。 まず、1ページの表でございますけども、これは従来からありました都道府県共同募金会と日本赤十字社に寄附を行った場合でございます。控除方式が、従来、所得から寄附金の額を控除していたものを、直接、税額から控除することとなります。控除率は記載していますとおり、寄附金に10%を乗じた分が税額から軽減されていたものを、寄附金のうち個人の住民税の10%を軽減することとなります。さらに、控除対象限度額を総所得金額の25%から30%に拡大し、適用下限額を10万円から5,000円に引き下げるものでございます。 2ページをお願いいたします。これは地方公共団体に対して寄附を行った場合でございます。これがいわゆる「ふるさと納税」と言われているものでございます。控除方式等については、先ほど説明しましたとおりでございますが、控除率の欄の①の寄附金の額から5,000円を減じた後の10%と、②で①の残の90%のうち、住民税の10%を合算した額が控除されることとなります。 ちなみに、約700万の収入のある方の場合ですと、4万円の寄附金をいたしますと、所得税で3,500円、住民税で3万1,500円、合わせて3万5,000円、いわゆる5,000円を控除した残りの全額が控除されるということになります。ただ、これはすべてが条件の範囲内に入っておりますので、所得が大きくなったり収入が減ったりすると、当然、控除額というのはそれによって増減をしてまいります。 次に、3ページをお願いいたします。公的年金等から特別徴収を行うための制度の創設でございます。これは65歳以上の公的年金等の受給者につきまして、平成21年10月から受給されている年金から特別徴収をすることとするものでございます。対象者、徴収する税額、徴収の方法につきましては、記載しているとおりでございます。 次の(3)から(5)までは、公益法人制度改革に伴いまして所要の改正を行うものでございます。 (6)は、肉用牛の売却に係る市民税の特例を平成24年度まで延長するものでございますが、本市においては事例がございません。 (7)は、株式等の譲渡益に対する特例措置を500万円以下に限り2年間延長するものでございます。 (8)は、平成22年度分から新たに株式に係る譲渡損失を配当所得からも控除できることとなるものでございます。 以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は総務委員会に付託します。 日程第3、第46号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎市民生活部長(松下崇文君)    ----------------------------- △第46号議案 大村市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例   -----------------------------でございます。 議案集は23ページ、議案参考資料は39ページをお願いいたします。 提案理由ですけども、株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴いまして、所要の条文整理を行うとともに、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴いまして、配偶者以外の扶養親族についての補償基礎額の加算額を1人につき217円と引き上げるため、この条例案を提出するものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行いたしますが、第3条第2項の改正規定は、平成20年10月1日から施行するものでございます。 なお、この条例のうち、附則第1項のただし書に規定する改正規定以外の改正後の大村市消防団員等公務災害補償条例の規定は、平成20年4月1日から適用するものでございます。 附則の第3項は経過措置でございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第4、第47号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎市民生活部長(松下崇文君)    ----------------------------- △第47号議案 大村市体育施設条例の一部を改正する条例   -----------------------------でございます。 議案集は、25ページから27ページでございます。議案参考資料は、40ページから43ページでございます。 それでは、議案参考資料の40ページの新旧対照表で御説明をいたします。 まず、別表第2、第9条関係の1番目としまして、大村市陸上競技場、大村市野球場、大村市テニスコート及び大村市補助グラウンドの使用についてでございます。野球場につきましては、30分150円を300円に、補助グラウンドにつきましては、30分につき200円を徴収をするものでございます。 次に、2番目の大村市民プール及び大村市屋内プールの使用料であります。これは40ページから41ページにかけてのものでございます。市民プール個人利用の場合及び専用利用の場合につきましては、網かけの部分をそれぞれ記載のとおり改正をするものでございます。屋内プールにつきましても、市民プールと同様に網かけの部分をそれぞれ記載のとおり変更するものでございますけども、個人利用の回数券につきましては、屋内プールの場合、従来、6枚つづりの回数券を11枚つづりといたしまして、市民プールの回数券と同様の取り扱いをするものでございます。 備考欄につきましては、大人、高校生、幼児の区分規定を整理したものでございます。 次に、42ページの大村市郡中学校運動場夜間照明施設使用料、大村市森園運動広場使用料につきましても、網かけの部分をそれぞれ記載のとおり改正するものであります。 6番目の大村市北部運動広場、大村市南部運動広場及び大村市鈴田運動広場につきましては、新たに記載のとおり施設使用料を徴収するものでございます。 なお、この条例は平成20年10月1日から施行いたします。 また、附則第2項以降は、経過措置についての御説明でございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆23番(大崎敏明君)  42ページの備考欄で高校生を一般の大人という欄に持ってきているということになるんですよね。高校生を今までの高校生の規定から除外した、その理由をお示しください。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  これは通常社会通念上、例えば運賃とかそんなのはもう高校生以上は大人という取り扱いをやっているのが社会常識といいますか、そういう状態になっておりますので、今回あえて高校生以上は大人としての取り扱いを行っております。 ◆23番(大崎敏明君)  運賃等でそういう扱いをしているということに倣ったということなんですが、高校生、収入ありませんよね、収入がない。義務教育ではないけど高校に通っている、保護者からの扶養によって成り立っているという中で、こういうスポーツ関係の施設を利用する場合に、これ料金を大人並みとするのはどうもちょっと納得がいかないんですが、ほかの他市町村の状況なんかはどうなんでしょうか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  他市はちょっと調べておりません。ただ、41ページの例えば屋内プールの専用利用の場合、この場合、従来は、改正前は大人または高等学校の生徒、大人と同等の扱いをしている、だからちぐはぐだったんですね、今までが。それを統一したという形で御理解をお願いいたします。 ◆21番(廣瀬政和君)  6番に、大村北部・南部・鈴田運動広場ということで有料になるということで書いてあるわけですけれども、コートの使用料ということになっておりますですね。これはどういう形でコートの、ソフトボールのコートということで理解していいのか、あるいはそれぞれあちこちで使うわけですけども、使ったところは狭くても1コートというふうな感じにするのか。そして、早朝、市民の皆さんがキャッチボールをしたりなんだりしておられる、あるいは歩いておられる、そういうこともあるわけですが、グラウンドゴルフをする場合は3コート使ったりしているわけです。そういうところはどういうふうになりますか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  これは43ページに記載をしていますけども、北部運動広場につきましては、全面ですね、30分につき100円、それから南部と鈴田運動広場につきましては、コートが例えば野球、ソフトボール等をする場合、バックネット等がありますので、この記載のとおり1コートにつき30分100円ということで決めさせていただいております。あくまでも運動広場ということですので、種目には限りませんで、例えばサッカーとかそんな普通のソフト、野球以外にも使用はできます。 ◆21番(廣瀬政和君)  ちょっと私が言ったのが、質問のやり方が悪かったのかと思うとですけど、バックネットが2つあるから、その広場を2つに分けて1コート、2コートということですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  例えば、サッカーをこの運動広場で利用する場合は、当然1コートでは足りないわけです。そして、その場合は2コートとも申請をしていただいて許可をもらっていただくということで、例えばこの北部の場合がまだ十分な整備がされてない状況で、あくまでもこれは全面で、コートはやっておりません。 ○議長(里脇清隆君)  コートというのは、何を指してコートと言っているのかということ、ソフトボールのコートなのか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  特に、ソフトボールなんかの1コートというふうに理解をしていただければ結構でございます。 ○議長(里脇清隆君)  ゲートボールをするんだったら、それも1コートという言い方するから、3面とれたら3コート分になるのかと。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  そうじゃございません。あくまでも南部、鈴田につきましては、例えばゲートボールをする場合でも、1コート内でとれる範囲で使用ができるというふうに御理解願います。(発言する者あり) 済みません、ちょっと自分ではわかっているつもりなんですけど、南部と鈴田運動広場につきましては、あくまでもコートが2コートあるという御理解でお願いいたします。 ◎財政部長(吉野哲君)  先ほどの大崎議員の御質問ですけども、一応他市も調べております。長崎市につきましては、高校生を分けておりますけども、佐世保市、諫早市については大人と同額ということで整理をしております。 ◆19番(村上秀明君)  北部運動広場は、完全に整備ができてないということは御理解よくしておられると思うんですよ。そしたら、やっぱり使用料を徴収して貸すということであれば、もっと整備をしてからするべきじゃなかろうか、どっちが先やろうかと私は考えるんですけどね。どうなんですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  実は、今年度の当初予算にトイレの整備等を含めましてグラウンド整備等も予算化しております。それで今年度は対応していきたいと考えております。 ◆19番(村上秀明君)  一応グラウンドの整備もちゃんとして、おたくたちも現状をわかっておられるかどうか知りませんが、排水の問題とかいろんなグラウンドの状況というのをもっと把握して、金を取るなら取るようにせんと、余りにも急に金を徴収するというのはいかがなものかと思います。そこら辺はちょっとお願いしておきますが。 それともう一つ、プールの値段が上がってますね。これ大人が500円が800円やったかな、これだけ上げれば、ちょっと尋ねたいんですが、入場の規約というのが何かありますか。例えば、父兄同伴でなからんばいかんとか、そういうのはありますか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  規約というあれじゃないんですけど、規約といえば規約になるかもしれませんけど、幼児、特に学校に行く前の幼児につきましては、父兄同伴を原則としております。 ◆19番(村上秀明君)  しっかりしたそういう規約があるのかないのか、私もわからんのですけど、もしないのであれば、やっぱり余りにも急激に使用料を上げると、子供だけプールにやってしまうと、いろんな危険性とかそれに市の対応とかいうのが、逆に経費削減どころじゃない、逆に人件費を入れてそういう安全なプールということで、安心安全なプールを営業していくというのが、逆に経費がかかりゃせんですか。そこら辺はやっぱり急激に上げると、大人が高いもんだから子供だけやってしまうという、そういう危険性もありゃせんですか。どうなんですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  これはもともとプールも含めまして、今度の公共施設の見直しということは、一つは昨年の秋ですか、歳入確保対策の方針に基づいて今回上程するものでございまして、額として一応目安は、受益者にも少しは負担していただこうということで、目安は例えば1時間当たりであるとか、また1回当たりの使用料、これおのおののスポーツ施設の今回は面積等を対象にして割り戻して、1時間当たりとかまた1回当たりの使用料を算定しました。それで、受益者負担割合等を考慮して、それで今回のおのおのの額を上程をしておる次第でございます。 ◆19番(村上秀明君)  そういう歳入確保というのはよく理解しておるわけでございまして、その安全性とその金額が妥当かということは、また委員会でお願いしたいと思っております。 ◆17番(松崎鈴子君)  今のプールの件ですけど、ことしの夏はこの市民プールは上がらないと思うんですよ、10月1日からですからね。しかし、家族で行くということが前提で--小さいお子さんを持っていらっしゃる方はおられるわけですよ。そうすると、小学生1人と幼児と親が1人ついていけば1,300円ですよね、1回入るだけでね。入るだけで1,300円かかるんですよ。そういう42日間しか開館しないんですよ、多分。ことしの夏も42日間開館だったと思いますけど、その中でささやかな市民の楽しみだろうと思うんですよ。それを1,300円払うということは、今の市民にとってどんだけ大変かということを認識されて、この値上げを実施されるのか、それとも家族割引とか、一番私たちが言われるのは、高齢者の方がやっぱり親が働いているので連れていってくれんねと言われたと。それで、行くけど自分は泳がないけど、やっぱり800円取られるというようなことのいろんな今までも不合理を言われてきたわけですよ。なのにこれだけ値上げされると、またまたこれは市民の方々は大きな負担になると思うんですけど、そこら辺のことはお考えにならなかったんですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  その辺は大分考慮いたしました。そして、先ほど財政部長から他市の状況をちょっと説明があったと思うんですけど、例えば大村市以外はほとんど、特に長崎市なんかは2時間単位で料金設定をしているわけですね。その辺と比べたら、今回の上程額の方が安価だ、安いということですけど、大村市の場合は1回入場したらもう帰るまで従来どおりですけども、他市は結構2時間単位とか、プールに関しては、そんなのが多いみたいです。だから、その辺は随分考慮はして設定をいたしました。 ◆17番(松崎鈴子君)  だから、貸し切りバスなんかでよそからも来られるんでしょうけど、市民にとっては長崎の収入の格差、大村との格差はありますよ。長崎でプールをつくるという施設設備投資の大きさもありますよ。大村が土地の安さもあるでしょう。大体この市民プールで利用料を高くして市民の楽しみを奪うというかな、そういうことになりはしませんかと。そして、しかも子供たちがせっかく楽しみにしている夏休みの泳ぎさえ奪うんじゃないかと。学校のプールに行けばいいじゃないかと言われるでしょうけど、やっぱり市民プールに行った、あのいろんな施設があるということが楽しみで行くわけですから、そこら辺は大村市民という証明があれば、何か考慮すべきじゃないかと思うんですけど、そこら辺はないですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  この見直し、委員会等でもその辺大分考慮はしました。ただ、市外から来る方と市内の方との識別がどうしても難しいんじゃないかということで、例えば団体利用の場合なんかはわかるかもしれませんけど、個人に関しては、例えば東彼杵町の方とか、佐世保、長崎の方、諫早の方でもいいんですけども、大村に親戚がある方のところに行って、その方と一緒に来たとしますよね。どんなカウントするか、その辺ちょっと問題になって、今回ちょっと識別が難しいんじゃないかということで、市内・市外の利用者に関してはもう触れませんでした。 以上です。 ◆17番(松崎鈴子君)  識別の仕方は、証明書を発行すれば簡単なことですよ。そうでしょう。よその人がそれを悪用するかもしれんけれども、そこら辺ははっきりしているんじゃないですか。例えば、高齢者が屋内プールを使うとき100円ですよと、証明書を発行しているわけでしょう。そういうやり方はあるわけじゃないですか。というのは、今ほど子供たちが体力が落ちた、こういう外に遊びに出ないと言われるときに、こんだけ値上げされたらなかなか親は3回行こうと思ったところは2回にせんば行けないようになるんですよ。そういう地域げんき課というのに元気がなくなるような施策じゃないかなと思うんですけど、いかがですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  確かに、今痛いところを尽かれましたけれども、言葉じりを。なるべく元気が出るように努力を今後いたしますので、御理解をお願いします。 ◆1番(神近寛君)  今回予定されております改定によって、収入増をどれくらい見込んでおられますか。 ◎財政部長(吉野哲君)  今回、プール等以外、ほかにも使用料をお願いしておりますけれども、全体で今年度分で約550万程度でございます。通年ベースに直しますと約2,000万程度の増収というふうになっております。 それと、今回、他の施設もそうですけども、先ほどから出てますけれども、いわゆる維持管理費について、ある程度の受益者負担を今までずっと開設以来料金改定も行わず、そのまま据え置きできておったわけですけれども、それを支えてきておったわけですけども、やはり使用する方と使用しない方とのある程度の公平性、そういった部分を考慮を入れまして、今回各施設の使用料の改定をお願いしているところでございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 ◆1番(神近寛君)  その増収の計算ですが、利用者数はどのように見込まれましたか。私、多分この改定では利用者が減ると思うんですが、利用者をどのように見積もられておりますか。 ◎財政部長(吉野哲君)  利用者が減するという想定はしておりません。したがいまして、過去の実績等の中から試算をしております。 ◆1番(神近寛君)  わかりました。委員会の方で詳しく調査をお願いしたいと思います。 それで、先ごろチャレンジデーで初勝利をしました。これは健康政策の一環としてされているわけで、同じ地域げんき課の方の政策の一貫性なんですけども、やはりこういう運動施設を利用する方のどちらかというと足をとめかねないということに関して、同じ地域げんき課の中で健康増進をする、そしてまたこういう料金改定によって、利用者が減ることによって健康増進の足がとまる、そこら辺の一貫性についてはどうお考えでしょうか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  チャレンジデーにつきましては、大村市が今年度初めて実施をしたわけですけども、ただスポーツに限らず今回15分以上体を動かすということで参加を呼びかけて、見事甲賀市に勝利することができました。行く行くはカナダ生まれなんですけど、これがスポーツをたしなむ人が5%から、10年間で35%に伸びたという実績もありますし、行く行くは体を動かすことによって、今議員さん言われましたように健康増進も含めて医療費の削減ですか、その辺にもつながっていくんじゃないかと我々は考えております。 ◆12番(山口弘宣君)  最後の運動広場の件ですけれども、平日の昼間は恐らく申請というか、使用許可をもらわずに使われている方も今まではいたと思うんですけども、もう今からはすべて申請をして使わないとグラウンドは使えないということになるんですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  今までは確かに無料ということもありまして、そういう方もいらっしゃったかもしれませんけど、今回受益者負担もお願いする方向ですので、申請して許可書をいただくということになります。 ◆12番(山口弘宣君)  この運動広場の運営というか、整備、その他は指定管理者に指定をされてされていると思うとですけども、それ年間にしましてもわずかな金額ですよね。地域の方々たちは、やっぱり自分たちのところにある運動広場だということで、整備をするのにボランティアでやっておられるところもありますし、これは受益者負担じゃないんですか。料金を徴収するということは、もうグラウンドの整備かれこれすべて市の方で責任を持ってやってくれるというふうに判断していいんですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  実は、従来も例えば原材料等を支給をして、地区のボランティアの皆さんに整備をしてもらった経緯もございますけども、その辺も踏まえてちょっと今後原則としては市の施設でございますので市の管理になりますけども、従来のことも踏まえまして協力は引き続き要請をしてまいりたいと考えております。 ◆12番(山口弘宣君)  例えば、そこの補助グラウンド、昼休みに市の職員さんあたりがソフトボールの練習とかいろいろされておりますけども、それについても料金を取られるということでよろしいんですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  差別はできないと思いますので、議員おっしゃるとおりでございます。 ◆21番(廣瀬政和君)  ちょっと今の話を聞いていると、何か本来の目的と違うような形に行きよるような感じがするとですよね。もっと市民に開放すべき運動広場が、規制をされる一方であって、金を払わん者はもう使うなというふうな感じで何かおかしいんじゃないかなと思ったりするとですけど、もうちょっとよか方法なかとでしょうか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  例えば、今までが無料だったところを取るようになるわけですね、この運動広場に関しては。ただ、今回の見直しで受益者にも少しは負担していただこうというのを重きを置きまして、このような提示になったわけでございまして、その辺の御理解はよろしくお願いいたします。 ◆21番(廣瀬政和君)  先ほど12番議員からも言われましたけど、一番懸念するのは今運動広場で使われているのは、やっぱり近隣の人が親子でキャッチボールをしたり、あるいは家族でその中でウオーキングをしたり、そういうこともされておるわけですよね。しかし、先ほどのあれからいうと、全部申請を出して全部金を払わんとできんというふうな、そういう聞こえ方がしたんですけど、本当にそれでいいんですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  従来も使用していただく場合は、無料のところでも申請をして許可書を発行ということになっているんですよね。だから、例えばコートがございますよね、補助グラウンドの場合は2コートというとらえ方してますけどね、例えば議員さん言われたような親子で隅の方でキャッチボールとか、その辺はコート全部の専用としての使用じゃないわけです。 ○議長(里脇清隆君)  さっきの答弁と変わってきているんですけど、整理するためにちょっと休憩をします。 △休憩 午前10時43分 △再開 午前10時55分 ○議長(里脇清隆君)  再開いたします。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  ちょっと先ほどから私の発言が誤解を与えるようなことになって申しわけございません。 問題になっている運動広場等に関しましては、あくまでも専用使用ということで御理解をお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第5、第48号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)    ----------------------------- △第48号議案 大村市国民健康保険条例の一部を改正する条例   -----------------------------でございます。 議案集は28ページから32ページ、議案参考資料は44ページから61ページでございます。 提案理由でございますが、地方税法の改正によりまして、課税額に後期高齢者支援金等課税額を新設し、その算定にかかわる税率等を定めるとともに、減免・減額規定のその他所要の条文整理を行うために、この条例案を提出するものでございます。 主な改正点につきましては、議案参考資料の44ページの国民健康保険条例の改正概要で説明をいたします。 44ページをお開きいただきたいと思います。この中の概要の1から3、これにつきましては、表をもとに説明をいたします。国民健康保険税は、改正前は医療分と介護分からなっておりましたが、このたび後期高齢者医療制度の創設に伴いまして、後期高齢者支援金等の納付に要する費用として、後期高齢者支援金分という課税額の新設が必要となりました。また、その税率につきましては、改正前の医療分の所得割、均等割、平等割を、改正後は表のとおり医療分と後期高齢者支援金分に分けて税率等を設定をしております。賦課限度額につきましては、地方税改正によりまして56万円から医療分47万円、後期高齢者支援金分12万円の合計の59万円となっております。 それから、4と5の特定世帯とか旧被扶養者に対する保険税の減額と減免につきましては、後期高齢者医療制度の新設に伴う国民健康保険の激変緩和措置で、その内容につきましては、この中段以降の(1)から(3)に中身については記載のとおりでございます。この内容につきまして、各条文を新旧対照表のとおり改正するものでございます。 なお、この条例は公布の日から施行するものでございます。 御審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆18番(田崎忠義君)  今の国保の改正の分ですが、改正前は所得割の方で9.4%、改正後は所得割が7%で、限度額が改正前が56万円なんですね、それから後期高齢者支援金分が入る分は47万円なんですね。これは7%も入ったところの限度額ですか、47万円というのは。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  計算した結果の賦課の限度額ですね、これが改正前は合わせて56万だったのが、合わせて59万円になるということで、この賦課限度額は上がることになります。医療分につきましては、56万が、今度後期高齢者支援金分と医療分に分かれますので、今まで改正前の分の56万、この分が医療分と後期高齢者支援金分に分かれて、税率等はそれを足した分一緒になるんですね。9.4%が医療分が所得割が7%と後期高齢者支援金分は2.4%で、合わせて9.4%と、ここは変わらないんですが、賦課限度額につきましては、このように56万円が医療分と後期高齢者支援金を合わせまして59万円になるということで、限度額につきましては政令の改正によりまして、当市といたしましては、これを取り入れるということで上げております。 ◆18番(田崎忠義君)  そうしますと、この限度額というのが今国保で56万ですかね、最高。今の国保の最高限度額は幾らぐらいでしたかね、56万か7万ぐらいだったと思いますが。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  現在は、賦課限度額は56万円です。 ◆18番(田崎忠義君)  そうしますと、改正後は56万円よりもっと上回るということになるわけですね、値上げになるわけですね。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  はい、御指摘のとおり59万円になりますので、3万円のアップになります。 ◆3番(馬場重雄君)  後期高齢者医療に移行するときに、国保分が値上げというのは全然説明なかったですよね。何で説明されなかったんですか。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  保険料は変わりませんが、国保の賦課限度額は今度の国の。 ◆3番(馬場重雄君)  何で後期高齢者医療制度の説明をするときに、こういう状況になりますよという説明をせんやったのかということです。その時点でわかっておったわけでしょう。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  いえ、この時点ではまだ想定できておりませんでした。(発言する者あり) 一応、今回条例案として提案をしているところでございます。 ◆3番(馬場重雄君)  後期高齢者医療とは全然関係ないわけね。後期高齢者分になるわけでしょう、関連するわけでしょう。関連するのに何であの時点で国保との関連性を説明せんやったですか。 ○議長(里脇清隆君)  答弁を調整しますので、そのままお待ちください。しばらく休憩します。 △休憩 午前11時04分 △再開 午前11時08分 ○議長(里脇清隆君)  再開いたします。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  賦課限度額につきましては、国の方の国保の政令の方で決まっておりてくるんですけど、これが3月ぐらいに情報としては流れてきていて、それを市が限度額を上げるかどうか、それに沿って上げるかどうかにつきましては、先日国保の運営協議会を開きまして、そこで提案をいたしました。その中で御審議をいただいて、一応これで行くということで提案をしていいということで、それで今回このような形で条例案を提案させていただいているところでございます。 ◆4番(恒石源治君)  厚生労働省からのはっきりした通達といいますか、それはいつの時点で来たんですか。はっきりこういうふうにしますよという通達、日にちまで。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  今ちょっと担当の方で正確な日付について調べております。 ○議長(里脇清隆君)  恒石議員の答弁は後で来てからということで。ほかにございませんか。 ◆18番(田崎忠義君)  それでは、ちょっと確認ですけど、今56万が限度額ですよね、国保だけの方は。そうすると、74歳まででも、これは後期高齢者支援金分ということですから、両方足すと59万円が限度額ということでいいんですね、なるんですね。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  はい、そのとおりでございます。 ◆18番(田崎忠義君)  3万円の値上げですね。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  はい。 ◆2番(田中守君)  均等割とか平等割は変わらないわけですが、両方を足すと。あとはパーセンテージで56万から59万になるということは、所得が高い人がそうなるということであろうと思うんですよね。では、所得は幾らぐらいの方がこの対象になるのか、その辺わかれば、確認のため。 ○議長(里脇清隆君)  田中守議員、その分の資料については、委員会のときまでに全議員に配付はできるようにというか、説明ができるような形でよろしいですか。それで福祉保健部長よろしいですか。 恒石議員、答弁の、要するに上からの通達の後について、それをもとにまた質問ありますか。 ◆4番(恒石源治君)  あります。 ○議長(里脇清隆君)  答弁準備できるまで、その場でしばらく休憩いたします。 △休憩 午前11時12分 △再開 午前11時24分 ○議長(里脇清隆君)  再開いたします。 ◆4番(恒石源治君)  今、日時の件をお願いしましたけど、国のあれで通達が来ておるはずですけども、その時期のことをお願いしましたけど、こういう内容的なものをこういうふうにしなさいとかいうあれがあったら、その辺の説明もお願いしたいと思います。何でそう3万円値上がりするかという根拠になるものが、国の指導なものか、市が判断でこういうふうにつくられたものか、はっきりしてもらいたいと思います。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  今の件につきましてなんですが、国の政令の改正はそのようになっておりますが、市が上げるかどうかについては、そこの自治体の判断になりますので、市といたしましては、それを受けて国保運営協議会を5月16日に開きました。そこで提案をいたしまして審議をしていただいて、これで提案をするということになりました。一応そういう経過があります。 ◆4番(恒石源治君)  では、国は3万円を金額的に上がる根拠になるようなものの資料というものはないわけですね。ただ、区分けをしなさいということ、後期高齢者の分を分けるような指導指針が出たということですね。それだけですね。あとについては大村市の判断ということで、その協議会か審議会に出されたということで理解していいんですね。はい、わかりました。 ○議長(里脇清隆君)  さっきの答弁要りますか。 ◆4番(恒石源治君)  時期は要ります。それは大事なことですから。 ちょっと皆さんの理解をいただくためにも、時期というのは、これを今度上げられておるけども、今質問したように国から若干の値上がりは付随してありますよというような指針じゃなく、分けなさいという指針であれば、値上げをしなくて分けられたか、その辺の協議というものは、やっぱり審議会、協議会あるかもしれませんけども、この議会にも委員会付託となりますけども、議会での審議も必要かと私は思うんですよ。そのためにはこれにはもうちょっと時間をかけてもらわんと、これが出てきたからじゃあわかりましたという通すようなやり方は、ちょっと乱暴過ぎるという感じがしますので、その日時というのは今議会に間に合うような時期に来ておったか、当然間に合わないような無理な出し方を国が出してきておるのかを確認したいから質問したわけですから、その辺の御理解をいただきたいと思います。 ○議長(里脇清隆君)  通達が間に合ったので今議会に出していることであって、議会で審査をするのは今から審査をすることですから、議会でそれをよしとするかどうかをじっくりと委員会あるいは本会議で判断をして結論を出すということですので、手続的には問題はないと思います。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  平成20年4月30日の官報で告示となっております。 ◆2番(田中守君)  今度の後期高齢者に対しては、国、県、市が5割、現役が4割というそういう負担の割合がぴしゃっと決まったと。この支援というところで、そこは各県の後期高齢者の対象者に対する数とか、そこでこの金額が決まってきたのかなという思いがあるんですが、そこはどうですか。そことは関係ないかどうか、確認。と申しますのがね、国からはこういう話があった、そして各大村市の審議会の中で協議して、56万から59万にふやしたという、今までよりも多く負担がかかるような格好で支援をするという格好になるもんだからお尋ねしたわけですが。そことは関係ないわけですか。現役世代の4割負担という部分に絡めて、こういう措置をとらなければいけなかったのかとお尋ねしているわけですが。
    ◎福祉保健部長(田中久美子君)  後期高齢者医療が始まったために、支援金として自治体が社会保険診療報酬支払基金、そちらの方に支援金として出しますので、この分が必要になったために、このような形で医療分と後期高齢支援金分という形に区分けになったということで、率は上げないように市としては、自治体によっては、この率を上げているところもあります。大村市は今は医療分9.4%にしていますね、これを今度の改正後は所得割は7%と2.4%で上げないです、方針として。でも、自治体によっては、もっと国保の方で負担をしてもらおうということで率を上げている自治体もあるかもしれません。大村市は、今の国保の保険料を上げない方向で、一応このような形で率は合わせて同じ率にするということで方針を決めました。それで、この賦課限度額というのは、やはりこれを、限度額を上げないと低所得者とかそうした全体にまた負担がかかるから、やっぱりある程度、所得がいい方には限度額をちょっと上げて、そこの方までは今までは56万円限度までかかっていた人が、59万円までの限度の人までいただくという、そういう形に変わったということで、保険料自体を上げない方向でこういう形になっております。 ◆17番(松崎鈴子君)  また2年後には後期高齢者の保険が例えば見直されて、総額が上がるとしますよね。そうすると、このまた額は上がっていくというふうに考えんといかんのですよね。そして、平等割と均等割が両方ともあるんですけど、平等割と均等割のちょっと意味を教えてください。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  この意味につきましては、ここの44ページに書いてありますように、均等割というのは被保険者の1人当たりの額で、平等割が1世帯ごとの額ということです。 見直しは、やはりかかってくると思いますが、それは今上げますとか何かは今のところ言えない状況です。 ◆17番(松崎鈴子君)  言えるか言えないかは別として、総額が上がった場合には負担が上がるんでしょうということをお尋ねしているんです。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  一応医療費が上がったりとかしていった場合に、市が勝手に上げるんじゃなくて、運営協議会の方にお諮りして、そして御検討いただいて御提案するということになると思います。 ◆17番(松崎鈴子君)  その運営協議会の中でやると言うけれども、要するにあそこは常勤の職員の人は確かにおられるけど、議会は非常勤で年に2回会議が開かれるのか、そういう中で審査をしていくんでしょう。監査にしても、何か常勤の外部監査じゃないような、ある部分は広域連合になったら国保の中で使い込みが発覚したとか何とかということがありますけれども、長崎県のこの広域連合を見る限りは、監査もどこかの町長さんかな、だれかなっておられるですよね。そういう中で何千億という金の監査が果たして厳しくきちんとむだ遣いがないようにできるのかどうかという問題もあると思いますけれども、そこら辺のチェックは外部監査を入れるとか何とかということはないわけですか。もう市民の負担はもうこれ以上大変ですよ。上でも均等割というのが一人一人のだと言われたですけど、上で2人おったら2倍、下も2人おるわけですから2倍ということでしょう。ということは、上だけ2倍じゃなくて下も2倍ということですよね。ものすごい負担ですよ、これ。どういうふうにそこら辺の広域連合のあり方も私は非常に問題だなと思っているんですけど、総額が上がった場合には私たちの負担も上がるだろうということで考えなきゃいけないんだなということは、ここで確認していいですか。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  総枠が上がっていきますと、やはり上がるということは考えられると思います。そのためにも皆様方がお元気でお過ごしになるようにということの、やはりそのあたりはつながっていくとは思いますが、医療費のですね。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第6、第49号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎商工観光部長(福田和典君)    ----------------------------- △第49号議案 大村市勤労者センター条例の一部を改正する条例   -----------------------------でございます。 議案集は33ページ、議案参考資料は62ページです。 提案理由ですが、勤労者センターの使用料を改定するため、この条例案を提出するものでございます。 議案参考資料で御説明します。62ページをお願いします。別表第1、第11条関係、センターの使用料を時間帯区分から1時間区分に改正するものでございます。 別表第2、63ページでございます。第12条関係、目的外使用についても、使用料を時間帯区分から1時間区分に改正するものでございます。 なお、改正前の備考欄に22時以降のことについて規定いたしておりましたけども、22時以降については貸し出しをいたしておりませんので、それに関する項目は削除いたしました。 なお、年間、19年度実績でいきますと、目的内162件、1,985名、目的外68件、762名の使用でございます。 施行期日及び経過措置は、記載のとおりでございます。 御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は経済文教委員会に付託します。 日程第7、第50号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎教育次長(石丸哲也君)    ----------------------------- △第50号議案 大村市民会館条例の一部を改正する条例   -----------------------------をお願いします。 議案集は35ページでございます。議案参考資料は65ページでございます。 提案理由から先に申し上げます。 大村市が平成19年10月に策定いたしました歳入確保対策基本方針で使用料の算定の統一が図られ、この方針に基づく使用料の見直しを行った結果により、市民会館の使用料を改定するため、この条例案を提出するものでございます。 議案参考資料の65ページをお願いします。新旧対照表でございますけども、右の方から左の方に改正を行うものでありまして、平均アップ率は約14%であり、年間約52万円の増収を見込んでおります。 議案集の36ページの附則でございます。施行期日は平成20年10月1日であります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆1番(神近寛君)  参考資料の65ページですが、新旧対照表で会議室、大会議室の9時から12時までの料金がそのまま据え置きになっておりますが、これは何か理由がございますか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  先ほど申しましたように、今までの使用料の算定が市役所自体がそれぞれ統一されたものではなかったのですけども、歳入確保対策基本方針の中で算定の統一化が図られました。これは使用料の算出につきましては、例えば面積とか、それにかかる費用とか、そういうものでもって1時間当たりの単価を算出するわけですけども、その算出によっては当然値上げをする必要がないもの、要するにもうほとんど変わらなかったものもありますし、それから値上げが必要なものもあったわけです。ですから、先ほど変わってない部分については、再算定の結果、値上げをするまでの金額にはならなかったということです。 ◆1番(神近寛君)  今の発言重大だと思うんですが、今までこの市民会館だけではなくて、今回上程されております料金改定、これすべてこれまで統一された算定がなくて料金を設定をしていたと、そういうふうに理解をしてよろしいでしょうか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  それぞれにつきましては、ちょっと私存じておりませんけども、ただ教育委員会が把握しているものにつきましては、例えばそれぞれ建った時期も違いますし、それからそれぞれの施設の状況とかそういうのも見られて、算定がなされたものということでございます。 ◆1番(神近寛君)  今回新たに算定を統一をされたということで見直しをされたということですが、その算定の基準について、ある一定のペーパーがあると思いますが、それはいただけますか。 ◎財政部長(吉野哲君)  ただいまの御質問につきましては、昨年の10月に歳入確保の基本方針を定めております。この分につきましては、昨年の11月の臨時議会の折に全員協議会の中で説明をし、議員の皆様にもこの基本方針につきましては配付をさせていただいております。従来、それぞれ行政財産につきましては、それぞれの所管課の判断で料金改定等を行っておったわけですけれども、これを全庁的に統一した考え方で今回まとめて基本方針として定め、それに基づいてそれぞれの所管課が今回施設の使用料の改定をお願いしているところでございます。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は経済文教委員会に付託します。 日程第8、第51号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎教育次長(石丸哲也君)    ----------------------------- △第51号議案 旧楠本正隆屋敷公開条例の一部を改正する条例   -----------------------------でございます。 議案集は37ページです。議案参考資料は66ページでございます。 提案理由を申し上げます。 先ほど申しましたように、歳入確保対策基本方針に基づく使用料の見直しを行った結果により、旧楠本正隆屋敷の入場料及び使用料を改定するために、この条例案を提出するものであります。 議案参考資料66ページをお願いいたします。新旧対照表の網かけ部分を改正を行うものであります。別表第1が入場料でございます。別表第2が使用料であります。 なお、和室の使用料につきましては、これまで時間帯区分により定めておりましたけれども、短時間の利用とかもあります。利用しやすいようにするために、1時間単位の金額に変更をいたしております。 改定によりまして、年間約30万円の増収を見込んでおります。 附則ですけれども、施行期日は平成20年10月1日であります。2項は経過措置であります。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆6番(久野正義君)  一目見たときに、この和室の使用料が先ほど統一的に考えたという話ありましたけど、非常に高く設定されているんじゃないかという感じがするんですね。例えば、あそこで私1回、琴の演奏を見ましたけど、もし3時間かかれば2,700円ですよね。そうすると、2,700円で借りれるほかの施設というのはたくさんあるような気がするんですね、もっと広くて。少し割高じゃないですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  一定のルールに基づいて算定しておりますので、ここの部分の算定は違えて割高にしたということではございません。 ◆6番(久野正義君)  その一定のルールというのは、広さとかそこにかけている初期投資とか、そういうのを言っているんですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  まず、基本となるのが、そこにかけている、例えば人件費、物件費とか維持補修費とかありますけども、そういうものの原価に、それにそれぞれの利用の種類によりまして、受益者負担を例えば半額、50%にするとかゼロとか、ゼロから100まで負担を決めるんですけども、それを全体の面積で割りまして、それから利用可能な時間で割っていくというようなことで、1平米の時間単価をまず算定します。それを今度は逆に、例えば会議室なら会議室の面積というので掛けていって、使用料というのを出す。そして、施設の利用者数で割って使用料を出すということで、詳しい算定については、先ほど財政部長が申し上げたように、基本方針の中に書いておりますけども、簡単に言うとそういうような状況で算出いたしております。 ◆6番(久野正義君)  細かな計算方法も大事なことだと思うんですけども、使う側からいえば、今私が言いましたように、和室を使って琴の演奏を3時間やったとして2,700円ですよ。すると、2,700円で借りれる、例えば市民会館であれば、大会議室では1,650円ですよ、9時から12時までやったら。もうそういうふうにして考えれば、非常に割高と感じませんか。 ◎財政部長(吉野哲君)  先ほど教育次長の方が説明しましたように、それぞれの施設において、その施設の維持管理費等にかかる経費、それらをある程度受益者負担で賄っていくということで、今回その受益者負担の一部をお願いをしているところでございます。したがいまして、それぞれの施設とか維持管理のかかる経費等によって、同じ広さとか同じような施設でも単価が変わってくるということもあり得るわけでございます。 ◆6番(久野正義君)  前に先ほど財政部長が言われたように、全協で説明があったとき私申し上げたんですけどね、いろんな施設の使用料が文化活動を行うときに非常に重荷になるんですよ。赤字にならないようにせないかんと考えたら、本当は場所代ぐらいは市が負担をして、そして人集めに一生懸命になりたいというのが普通じゃないかと思うんですね。だから、そういう意味でいくと、正隆屋敷の雰囲気もいいし、あそこでそうした和楽器の演奏なんかが余り負担を感じずにしてもらうことが大事じゃないかと。そうすることによって、施設の活用もスムーズにいくんじゃないかと思うんですね。だから、割高感があるというのは、私は賛成できません。 ◆15番(伊川京子君)  平成19年度の楠本正隆邸の使用状況をどういう目的でどの程度の方が利用されたのかを知りたいと思います。ちょっと久野議員も言われましたけども、いろんなことで使われる目的というのがちょっと一般の会議室とはまた違うと思うんです。やっぱり維持管理にかかる経費をそんなにたくさんの人が使っておられるわけではないと思うので、その受益者負担と言われるとすごく負担が大きくなってくるんじゃないかなと思いますので、ちょっと答弁をお願いします。 ◎教育次長(石丸哲也君)  まず、和室の年間の使用料ですけども、19年度は3万9,000円でございます。大体先ほど言われたようにお茶とかあるんですけども、最近は結婚式のための事前撮影というんですかね、結婚式の撮影が結構使われているということでございます。 ◆15番(伊川京子君)  年間の維持管理費を教えていただきたいんですが、幾らかかっているんでしょうか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  ちょっとそれは手元に持って来ておりませんので、すぐ調べて報告をいたします。 ◆15番(伊川京子君)  後で結構です。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は経済文教委員会に付託します。 日程第9、第52号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎教育次長(石丸哲也君)    ----------------------------- △第52号議案 大村市体育文化センター条例の一部を改正する条例   -----------------------------をお願いいたします。 議案集は38ページでございます。議案参考資料は67ページでございます。 提案理由でございますけども、使用料の見直しを行った結果によりまして、大村市体育文化センターの使用料を改定するため、この条例案を提出するものでございます。 議案参考資料の67ページから70ページの新旧対照表のとおり、改正を行うものでございます。アップ率が平均約43%でありまして、年間約722万円の増収を見込んでおります。ちなみに、今年度は188万円の増収見込みでございます。 それから、41ページでございます。附則でございますけども、施行期日は平成20年10月1日でございます。 経過措置といたしまして、施行前に購入いたしましたトレーニングチケットの取り扱いにつきまして、平成20年11月30日まではトレーニングチケットはそのまま使用できるように定めまして、このトレーニングチケットは、3,000円から5,000円になるわけですけども、それ以降につきましては1枚当たり新料金と旧料金の差額を徴収するように定めたものでございます。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。(発言する者あり) 先ほどの経過措置の2のところですけども、既にこの改正前の条例によって使用許可を受けているものについては、従前どおりでありますので、先ほど申しました年間722万円の見込みでありますけども、既にもう使用の申し込みは終わっていますので、今年度は188万円の増収になると、そういうことでございます。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆23番(大崎敏明君)  ことしから特定健康診断等も始まって、大村市は一生懸命受診率を上げて、みんなが健康で医療費をかけないようにという、そういう思いでされていくと思うんですが、このメタボ診断等でそれを受けたから健康になるわけじゃないですよね。それを受けてトレーニングをしたり体操したり運動することによって、健康を維持していこうというのが、この健康診断の目的であろうと思いますが、この制度と今回のこの体育文化センター等の利用をある意味これだけの値上げをするということになると、利用者が削減するというか、利用できなくなる面もあろうと思いますが、相反する施策というふうに感じますが、そこら辺はどのように考えられますか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  当然、体育館等につきましては、そういう健康増進のためには非常に有意義な施設であろうとは思います。ただ、今回、それぞれの基礎額じゃなくて統一された基礎額で算定をした結果、こういうふうになったわけですけども、ただ参考のために申し上げますと、実際上は急激な上げ幅率にならないために、暫定的に上げ幅率を抑えております。実際はもうちょっと高いんですけども、そこを上げ幅を抑えて、なるべくそういう支障が、支障は出ることもありますけども、そういう配慮はしたということでございます。 ◆23番(大崎敏明君)  現在、この体育文化センター等は指定管理者が管理運営をしているところですよね。ここがかなり利用者の把握等はされていると思うんですよ。こういう値上げをする場合に、やはりそういう管理運営をしている指定管理者等と連携をとってやるべきだと思うんですが、そこら辺の連携はされたのでしょうか、調整等をされたのでしょうか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  当然、事情聴取はしておりますけども、実際上、上げ幅の率についてそこで会議を持って云々ということはやっておりません。 ◆23番(大崎敏明君)  やはりただ施設を貸すだけとか、そういうものに関しては、広さのルールとかそういうものによって上げていくのは構わないと思うんですが、例えばトレーニングルーム等はトレーナーを置いて、そこに来るシルバーパワーアップの老人たちもいますけれども、健康増進のためにそこをやっているわけですよね。それで人数をたくさんの方に利用してもらおうとしているところに対して、何の相談もなくそういうふうに上げていくというのはどうかと思うんですが、そこら辺の連携は必要ないということを考えられたわけですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  当然、そういう協議といいますか、実態というのは教育委員会としては把握しておる必要がありますし、常日ごろ把握はしているところでございますけども、最終的な使用料の決定というのは市の方でやるわけですから、いろんな状況を調査をしながら、最終的に市の方が決めていくと、そういう形になろうかと思います。 ◆23番(大崎敏明君)  もう一点ですけど、トレーニングルームに関してですが、シルバーパワーアップの制度で今100円で利用されていますが、これに関してはもう全くここでは触れてありませんが、そこら辺はどのように考えられたんでしょうか。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)  一応全体的な見直しの中で、やはり上げざるを得ないということで200円にということで考えております。 ◆23番(大崎敏明君)  200円という、ちょっと済みません、私が見損なっているのかもしれません。どこのページのどこに書いてありますか。 ○議長(里脇清隆君)  質疑を続行することとして、休憩に入ります。 △休憩 午前11時59分 △再開 午後1時 ○議長(里脇清隆君)  再開いたします。 福祉保健部関係の答弁からになります。 ◎福祉保健部理事兼障害福祉課長(朝長靖彦君)  これは体育文化センターの条例の中の減免規定の中で対応しておりますので、具体的にはここの中にはシルバーパワーアップ事業の料金改定というのはあらわれてきません。これにつきましては、基本的には全体の料金改定の約2分の1から3分の2を減免するという方針で、今までが100円だったんですけれども、それを200円にアップをしたいということで、施行時期につきましてもあわせて10月1日からということで考えております。 ◆23番(大崎敏明君)  わかりました。現在、このトレーニングルームは1回300円なんですね。パワーアップ事業の方では100円ということで、200円減免をしてあるんですね。今度、500円に値上がりをすると、それを200円にするということは300円減免するということになってしまうんで、減免の額は逆に大きくなってしまいますよね。そこら辺もちょっと今からの若い世代というか、50代の今からの健康維持が一番大事な人たちにとっては、何の考慮もなされていないということで、ぜひそこら辺も考えていただきたいなと思います。 あと、各いろんなコートごとに値段が設定されておりますが、これも一律ではなくて2倍になっているところもあれば、そうじゃないとこもあるということで、どんなふうにしてこういうところを設定されているのかがはっきりしません。そういうところをぜひ委員会の方でも詳しく精査をしていただきたいなと思います。 最後に、歳入確保対策基本方針ということで、説明したからということでおっしゃっておりますが、これはあくまで我々議会の方ではそれを説明を受けたということであって、それを了承したことでも何でもありません。今議会のこの条例案が初めての審議の中身になりますので、ぜひきっちりとした対応を委員会の方でお願いいたします。 以上です。 ◆5番(宮本武昭君)  担当委員会でありますが、この全議員いろんな協議につながっていくと思いますので、一言お尋ねをしたいと思います。 この体育文化センターの使用の件で、まず全国大会、九州大会あるいは県とか、それでもって今度は市の使用順位が大体こういう形で決まっておるというふうに私は思っております。これは体育文化センターをつくるときの理事者として、そういう取り決めをしたという形で覚えておりますので、あえてお尋ねしたいんですが、10月のおおむらまつりをするときに、この日程がもう既に全九州高校空手道新人大会が申し込んであったにもかかわらず、この大村市のまつりを優先するために譲れと強く言われたことで、これは高校空手道連盟と協議をして、どうしてもこのときに私たちは先に申し込んでおったんだというようなことを言われて話し合いをしましたが、市の方はやはりそこの会場が必ず使うものではないけど、一応仮押さえとしておきたいということでありました。それで、長い協議の結果、高校空手道の方は1週間おくれて3日間を借りるようにしたんですけど、今後こういうことがやはり優先順位というのがあるのを、あえて使うか使わんかわからんような市の行事に何でこういう形でせないかんのかというふうに思いますので、このことについて、もし答えがあればぜひ伺っておきたいと。これは我々は議員の中には、そういう団体のそれぞれの責任者の方もおられますし、そういう立場の者がおって、また今後こういうことがあったらどういうふうな対応をすればいいかということになってきますので、ぜひお答えをいただきたいと思います。 ○議長(里脇清隆君)  宮本議員、今回の条例案はいわゆる料金改定のことなんですが。 ◆5番(宮本武昭君)  料金改定の、これは全九州空手道連盟でも当たり前の割引とか何とか料金についても支払いをしていきますので、関連してきますので、ぜひお答えいただければというふうに思います。 ◎教育次長(石丸哲也君)  今、宮本議員からおっしゃった分については、ちょっと私は聞いておりませんけども、ただ基本的考え方として、やはりいろんな不満が出ないように公平な受け付けをするように、当然振興公社にも指導いたしますし、担当の文化振興課もそういう受け付け、要するにシーハットの貸し付けについてですけども、きちんとした方法を確立させて、御迷惑かけないようにいたしたいと思います。 ◆1番(神近寛君)  経過措置についてお尋ねをします。 条例改正前に使用の許可を受けている者については、従前の使用料ということになっております。区分によって違いますが、一番長いもので申請の期間が12カ月前から申請ができることになっておりますが、現時点でいつまでが予定をされておりますか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  大体もう今年度の分は日程が詰まっているんですよ。ですから、予約をされた分については、旧の料金で行うというのが、この2項の経過措置の分でございます。 ◆1番(神近寛君)  要するに、例えばきょう申し込むと1年後に使えるわけですよね、今の料金で。そういう趣旨でお尋ねをしたんですが、どうなんでしょうか。どれくらい先まで予約が入っているんですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  実際上は、全部使用の場合は市が主催する行事とか全国大会とか、そういうのは1年前から申し込みができます。それから、あとの例えば部分使用につきましては、毎月抽せんをしておりまして、翌月分を21日に抽せんするようになっていますので、部分使用については、今の段階でいけば来月に--21日ですから来月分までですね--失礼しました、今月分までであります。そういうことで、全国大会の規模の分が1年前。それから、先ほど言い忘れてましたけど、九州と西日本規模大会と県大会が年に2回の決定になっています。これは4月から9月分が11月に抽せんがありますし、10月から3月分は2月に抽せんがありまして、それぞれ大会の規模によって抽せんの決定の時期が違いますので、それぞれいつまでというのはちょっと今手元にありませんけども、それぞれによって違ってくるということで、大きな大会については、今年度分については大体もう決まっているという状況でございます。 ◆1番(神近寛君)  質問の趣旨を御理解していただけなかったようですが、私お聞きしたいのは、ここにありますトレーニングルームのチケットの取り扱いなんですが、この使用許可の申請については、使用許可申請書を提出をするか、利用券を提示するかということになっているわけですね。ということは、この利用券というのは既に申請をみなしたものというふうにとらえる考え方ができないかと思います。この施行規則の申請の期間の中に、トレーニングルームは使用するときまでと書いてあります。いつからという記載はございませんし、そういった意味ではもう既にチケットを購入された方は使い切るまで旧料金ということでのお考えはありませんでしょうか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  トレーニングルームについては、予約制でもありませんし、それからトレーニングルームを使ったときに使用が発生すると、そういうことで先ほどの会議室の受け付けの段階で使用料が発生するのとは考え方を異にいたしております。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は経済文教委員会に付託します。 日程第10、第53号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎環境部長(吉田重記君)    ----------------------------- △第53号議案 大村市火葬場条例の一部を改正する条例   -----------------------------でございます。 議案集は42ページで、議案参考資料は71ページをお願いします。 提案理由でありますが、斎場の使用料を改定するために、この条例を提出するものでございます。 内容につきましては、議案参考資料集の71ページの網かけの部分をごらんいただければというふうに思います。そのとおり改正するということでございます。 この改正によって、20年度の歳入見込みは171万5,000円でございます。 施行期日及び経過措置は、記載のとおりでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は建設環境委員会に付託します。 日程第11、第54号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎都市整備部長(橋口正明君)    ----------------------------- △第54号議案 大村市裏見の滝自然花苑条例の一部を改正する条例   -----------------------------でございます。 議案集は43ページ、議案参考資料は72ページでございます。 提案理由でございますが、現行の入場料は平成16年3月議会において御審議をいただき、平成16年4月から適用いたしております。その後、当施設は整備拡充したこともあり、現在では市内、県内はもとより県外からも多くの観光客を集客する施設になりましたが、維持管理費は年々増加している状況でございます。このため施設の維持管理費、管理運営費の財源の一部に充当するため、入場料改定をお願いするものでございます。 それでは、議案参考資料72ページをお願いします。新旧対照表でございます。新旧対照表の右側改正前の網かけ部分を左側改正後の網かけ部分に改正するものでございます。第3条第2項の100円を200円に改定するものでございます。 以上です。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆6番(久野正義君)  100円を200円に上げるということは、財源は倍になるというふうに考えて、あそこでは駐車場が不足するんですね。とりわけ大型の貸し切りバスは置くところがないんですよ。そういうことに使える財源として考えられますか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  現在のところ、維持管理費、物件費、人件費でまだこれでも全体足らないということで、整備にはまたほかの財源を持ってくるということで、今回の値上げ分について施設のそういう駐車場の整備には、今回の改定で賄うということは無理だと思います。 ◆6番(久野正義君)  少し料金改定からはみ出すかもしれませんが、現在のところ、駐車場についての考えというのか、それはどんなふうですか。 ◎商工観光部長(福田和典君)  現在、大型バスがこの一月の間に22台、マイクロバスが16台、合計38台、これは大体福岡中心のバスでございます。そういうことで一月ですので、1日当たり約1.ちょっとですね。3台分のバスの駐車スペースがございます。これが満杯になるときもかなりあるんですが、ただこれをすぐにバスの駐車場を整備するとかいう考えはございません。ただ、そういうときは例えば野岳湖のバスの駐車場に置いていただいて、その時間になったら迎えに来るとか、ですからそういう利用もしたいと。ただ、もう一カ所、今お話をして御提供いただいている場所がございますので、そこも有効活用をしていきたいというふうに考えてます。 ◆6番(久野正義君)  細かく聞くつもりはないですけども、やっぱり観光している人たちの利便性を考えると、今のおっしゃっているところよりももっと近いところにしてほしいという当時者の方の熱意があることを伝えておきます。 ◆3番(馬場重雄君)  この入場料、それから駐車料金等につきましては、多分入ったお金をそのまんま管理組合の方に還元するというのが昔からの考え方だったと思っておるんですけども、倍になれば倍の収入がそこに発生するわけですけども、その辺は全額そっちに回されるのか、若干ピンはねしてやられるのか、その辺を。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  管理組合については、委託ということで花摘みとか飼肥とか、道路の草刈りとか駐車場の草刈りとかということで委託をしておりますので、余るということはございません。 ◆3番(馬場重雄君)  そういうことじゃなくて、ここは収入が倍になるわけでしょう、今まで100円やった分が。例えば、年間200万ぐらいあったのが400万ぐらいになるわけですね。今まではそれを財源にして管理費に回された分があったと思うんですけども、収入が倍になりますから若干上乗せをして支払いするのかせんのか、その辺の考え。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  現在、予算が厳しくて管理組合には大変ボランティアみたいな形でやっておりましたので、今回適正な委託料を算定いたしまして、適正な費用を負担したいと思っております。 ◆3番(馬場重雄君)  よかとやろ、それで。それで間違いなかなら何も言わんですけど。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  地元の管理組合と十分協議をして、適正な価格で契約をしたいと思っております。 ◆3番(馬場重雄君)  済みませんね、ねちっこくて。考え方としては、若干の上乗せをするという方向性でいいわけですか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  それは配慮しながら考えていきたいと思います。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は建設環境委員会に付託します。 日程第12、第55号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎財政部長(吉野哲君)  議案集は44ページでございます。   ----------------------------- △第55号議案 専決処分の承認について   -----------------------------でございます。 大村市税条例及び大村市都市計画税条例の一部を改正する条例について、地方自治法の規定により専決処分しましたので、議会の承認を求めるものでございます。 次のページをお願いいたします。記載のとおり、平成20年4月30日、専決処分をしたものでございます。 改正内容につきましては、次ページ以降に掲載しておりますけども、改正の概要につきましては、議案参考資料で説明をいたしたいと思います。 議案参考資料の73ページをお願いいたします。そこの改正の概要で説明をさせていただきます。 専決しましたのは、大村市税条例で4項目改正を行っております。 まず、1項目め、市民税の納税義務者等の改正につきましては、市内に事業所等を有する社団及び財団で収益事業を行わないものについては、均等割を課さないこととしたものでございます。本市には該当ございません。 2番目に、均等割の税率の改正は、人格のない社団等、最低税率を適用するものを明確にしたものでございます。 3番目に、住宅の省エネ改修に伴います固定資産税の減額措置の創設でございますが、平成20年4月1日から平成22年3月31日までの間に一定の省エネ改修工事を行った住宅につきましては、翌年度分の税額から3分の1を減額するものでございます。対象となります要件、対象工事、手続等は記載しているとおりでございます。 4つ目に、株式の譲渡所得等の課税の特例を廃止するもので、本市には該当ございません。 次に、大村市都市計画税条例につきましては、地方自治法の改正に伴い、条文整理を行ったものでございます。 以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  省エネ改修に伴う固定資産税の減税ですかね、このことについてもっと市民の方々にどのような方法でこれぐらい、具体的に皆さんがよくわかるような方法で知らせるということをどのように考えていらっしゃいますか。 ◎財政部長(吉野哲君)  広報紙、ホームページ等で知らせてまいりたいというふうに考えてます。 ◆17番(松崎鈴子君)  それくらいではちょっとやっぱり皆さんはなかなか、これは環境問題もありますので、うんと進めなきゃいけない問題だろうと思うんですよね。だから、特別にそういう対策をしていただきたいなと思うのと。 もう一つは、この指定確認検査機関、建築士の方々の評価、何か書類をつけるというんですけど、これ診断してもらうのに1件幾らぐらいかかるものですか。 ◎財政部長(吉野哲君)  ちょっと費用については承知しておりません。 ◆17番(松崎鈴子君)  それがすごく高額だった場合には、なかなかもらうより出す方が多くなる場合もあるので、そこら辺も調べてしっかり広報していただけますか。 ◎財政部長(吉野哲君)  そのようにしたいと考えます。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略します。 これより討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第55号議案は、承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、第55号議案は承認することに決定します。 日程第13、第56号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎財政部長(吉野哲君)    ----------------------------- △第56号議案 専決処分の承認について   -----------------------------でございます。 平成19年度長崎県大村市の一般会計の補正予算(第6号)について、地方自治法の規定により専決処分しましたので、議会の承認を求めるものでございます。 次のページをお願いいたします。市債等の変更に伴い、平成19年度長崎県大村市の一般会計補正予算(第6号)について、専決処分したものでございます。 次のページをお願いいたします。平成19年度長崎県大村市の一般会計の補正予算(第6号)でございます。 第1条、歳入歳出予算の補正は、補正後の予算額を330億9,026万5,000円とするもので、その内容は2ページからの第1表歳入歳出予算補正で説明いたします。 第2条、地方債の補正は、4ページの第2表地方債補正で説明いたします。 2ページをお願いいたします。第1表歳入歳出予算補正でございます。歳入でございますが、市税につきましては法人市民税の増、地方譲与税から市債につきましては、その額が確定いたしましたので、歳入総額1億8,572万円を補正するものでございます。 3ページをお願いいたします。歳出でございます。8款土木費は道路用地を、10款教育費は学校用地及び図書館用地を土地開発基金から買い戻すものでございます。 4ページをお願いいたします。地方債補正でございますが、各事業の額が確定したことにより、地方債の限度額を補正後の額に改めるものでございます。 以下、附属資料でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会の付託を省略します。 これより討論を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで討論を終結します。 採決します。第56号議案は、承認することに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、第56号議案は承認することに決定します。 日程第14、第57号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎財政部長(吉野哲君)    -----------------------------
    △第57号議案 平成20年度長崎県大村市一般会計補正予算(第2号)   -----------------------------でございます。 第1条、歳入歳出予算の補正は、補正後の予算を歳入歳出302億8,064万3,000円とするもので、前年度同期と比較しますと6.6%の増となっております。 その内容は、2ページからの第1表歳入歳出予算補正で説明いたします。2ページをお願いいたします。第1表歳入歳出予算補正でございます。主なものを説明いたします。 歳入でございます。14款は、今回条例で改正をお願いしております施設使用料を計上しております。16款は、アワビ養殖施設整備事業や心のケア充実対策事業に対するものなどでございます。19款はすこやか福祉基金の減、20款は前年度繰越金でございます。21款は、健康・福祉まつりへの交付金などでございます。 3ページをお願いいたします。歳出でございます。4款は、最終処分場築堤事業、し尿処理施設・下水道処理施設整備事業などでございます。6款は、加工・流通機能強化事業、アワビ養殖施設整備事業などでございます。7款はコールセンターに対する補助金、10款は心のケア充実対策事業、小学校校舎整備事業などで、補正額合計9,056万2,000円でございます。 以下、附属資料でございます。御審議のほどよろしくお願いします。 済みません。私が補正後の額を間違って言っているようでございます。322億8,376万2,000円でございます。 以上でございます。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  25ページの先ほどおっしゃった最終処分場の維持管理事業でしょうか、1,550万の今度の補正が出てますよね。前に2,823万5,000円かな、予算がありましたよね、3月時点かな。それがどうしてそういう追加が出たのかというのをちょっと御説明をお願いしたいんですが。 ◎環境部長(吉田重記君)  今回の最終処分場の維持管理事業につきましては、現在、釜川内の最終処分場をかさ上げといいますか、3.5メートルほど上げまして搬入できるようにするということで、その工事費ということで今回計上させていただいております。 ◆17番(松崎鈴子君)  年度当初のそしたら管理事業というのは何の分ですか。 ◎環境部長(吉田重記君)  それは、そこの機械等の維持管理等に使っているということでございます。 ◆3番(馬場重雄君)  アワビの養殖施設整備事業ですけども、補助率とか何とかどげんなるとですか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  県が2分の1、市が10分の1を補助するということにしております。 ◆3番(馬場重雄君)  それは受益者負担が幾らになっておりますか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  4割です。 ◆3番(馬場重雄君)  これは総事業費が1億9,800万じゃなかったですか、総事業費をちょっと教えてください。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  総事業費は3,300万です。 ◆3番(馬場重雄君)  どこのグループで何人ぐらいの規模でやられますか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  大村市漁協の今現在の組合長である方等を含めた5人の漁業者のグループで事業をしようということでございます。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 本案は各常任委員会に付託します。 なお、各常任委員会の付託内容は、配付しております分割付託表によって御承知願います。 日程第15、第58号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎福祉保健部長(田中久美子君)    ----------------------------- △第58号議案 平成20年度長崎県大村市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   -----------------------------でございます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ927万8,000円を追加し、歳入歳出の予算総額を歳入歳出それぞれ87億2,466万6,000円とするものでございます。 第1表歳入歳出予算補正につきましては、2ページ、3ページに記載のとおりでございます。 なお、説明につきましては、5ページ以降の事項別明細書のとおりでございます。 それでは、2ページ、3ページをお願いいたします。 まず、歳入でございます。3款1項国庫負担金、5款1項療養給付費交付金、10款1項繰越金は、老人保健拠出金が当初見込み額よりも増大したことにより、財源を充当するためにそれぞれに増額をするものでございます。 続きまして、歳出です。3款1項老人保健拠出金は、平成18年度の精算額が当初見込みよりも増大したことと、平成20年度から老人保健事業が後期高齢者医療制度に移行したことにより、老人保健拠出金の最終納期が7月末であることから増額補正をお願いするものでございます。 以上です。御審議いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は厚生委員会に付託します。 日程第16、第59号議案を議題とします。 提案理由について理事者の説明を求めます。 ◎競艇企業局次長(平野精一郎君)    ----------------------------- △第59号議案 平成20年度長崎県大村市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)   -----------------------------でございます。 第1条は省略させていただきます。 第2条、収益的収入でございますけども、第1款モーターボート競走事業収益、第1項営業収益6億1,985万4,000円を増額し、同じく同第3項特別利益2,000万円の減額をいたしまして、第1款モーターボート競走事業収益を合計6億1,985万4,000円増額し、422億3,952万5,000円といたすものでございます。 収入の補正内訳でございますけども、本年9月にオープンを予定しておりますミニボートピアオラレ島原での発売を開始するわけでございまして、その舟券の発売額の計画額が6億3,985万4,000円を計画しております。その分の増でございます。 19年度に公益企業金融公庫への納付をいたしておりました額の還付見込み額を2,000万円減額するものでございます。 次に、支出でございますが、第1款モーターボート競走事業費用、第1項営業費用をそれぞれ3億1,954万4,000円増額し、第1款モーターボート競走事業費を417億4,852万2,000円とするものでございます。 支出の補正の主な内訳でございますけども、オラレ島原の発売開始に係る運営経費合わせたもので6億2,590万7,000円、今年度より日本モーターボート競走会への交付金の交付率が上がったことによる交付金の増額が2,058万1,000円、公営企業金融公庫への納付制度が本年度から前年度に納付をした額について、翌年度に精算還付する方式から、翌年度精算し、その額を納付する制度に変更になりましたので、当初に計上しておりました納付計画額3億3,679万9,000円を支出することを不要となりましたので、この額全額を減額するものでございます。 結果、補正における3条の収益的収支差し引き額は3億31万円の純利益計上となります。当初で計画をしております純利益額1億9,069万3,000円と合わせました補正後の今年度末純利益予定額が4億9,100万3,000円となります。 第3条でございます。資本的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款資本的収入、第2項企業債をそれぞれ2億7,620万円増額し、第1款資本的収入を2億7,620万1,000円とするものでございます。 補正の収入の内訳でございます。当初予算において計上しております耐震補強工事、ナイター施設の実施設計などの事業費4億1,430万円につきましての企業債の借入額でございます。充当率は3分の2でございます。 支出でございます。第1款資本的支出、第1項建設改良費をそれぞれ1,206万1,000円増額し、第1款資本的支出を補正後7億236万3,000円とするものでございます。 補正の主なものでございますけども、ミニボートピア長崎時津の競走成績の表示板の購入費、本場ブルー・ドラなどの情報の集計機器のリリースに伴います購入費でございます。 なお、補正後の資本的収入から資本的支出を差し引いた不足額4億2,616万2,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補てんするものと改めるものでございます。 続きまして、第4条でございます。第4条は、補正をする企業債2億7,620万につきまして、起債の目的など、ここに記載をしているように定め、第8条として加えるものでございます。 以下は、附属書類でございますので省略させていただきます。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 本案は経済文教委員会に付託します。 日程第17、報告第2号を議題とします。 理事者の説明を求めます。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  議案集の54、55ページをお願いいたします。   ----------------------------- △報告第2号 専決処分の報告について   ----------------------------- 議会の議決を経て締結した工事請負契約の変更契約を締結することについて、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分書のとおり専決処分したので、議会に報告するものでございます。 工事名、契約の相手方、竣工期限及び契約金額については、記載のとおりでございます。 議案参考資料の90ページをお願いいたします。工事名は、竹松団地1号棟建築工事、変更理由は、入居者の安全確保のために、防火扉等の工事を追加したためでございます。 変更内容でございますが、1点目が建築物の防火性能の向上を目的として、玄関部分に防火扉を設置し、またエレベーター扉を遮煙性能がある扉に。2点目として、集会室の壁を耐火間仕切りとし、壁の一部を不燃性クロスに。3点目が、階段部分に排煙垂れ壁を設置したことなどによる変更でございます。 なお、本来ならば専決処分後、直近の平成20年3月議会で報告すべきことでありましたが、事務的な誤りがありまして、この6月議会での報告となりました。まことに申しわけございません。今後、このようなことがないよう十分気をつけます。 以上、御報告いたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆14番(村崎浩史君)  確かに、これ私が事前にあれしましたように、2月29日の執行でこの議会ということでやっぱりおくれがあったと思います。ちなみに、この304万円、この修正額がわかったのはいつですか。必要だとわかった時期はいつですか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  9月12日でございます。 ◆14番(村崎浩史君)  ということなんですよ。これ9月12日にわかって、これ恐らく300万必要だってわかったのは、多分12月の暮れぐらいだと思うんですよ。で、この遅さなんですよ。これ余りじゃないですか。やっぱり冒頭謝罪されましたけど、やはりこれはちょっとおかしいんじゃないかなと思っております。 では、この件について一たん時系列に確認させてください。まず、確認申請をされたのはいつですか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  確認申請を提出したのは4月24日でございます。 ◆14番(村崎浩史君)  入札はいつですか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  入札は5月2日でございます。 ◆14番(村崎浩史君)  9月12日に確認申請がおりたということでいいですね。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  はい、そうでございます。 ◆14番(村崎浩史君)  これは防火扉の指摘があったのは、確認申請のときですよね。ということで、これは入札としては、確認申請の前に入札を行うというのは、これは通常あり得ることですか、ちょっとこれを教えてください。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  今回の竹松団地は、前回の小路口団地と同規模同程度の規模でございまして、確認申請も当然1カ月程度でおりるだろうということで、同時進行をやっておりました。 ◆14番(村崎浩史君)  ということは見込みで発注した、入札を行ったということじゃないですか、違いますか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  そういうことで議員のおっしゃるとおり、本来ならば、確認申請がおりた段階で発注するということになると思います。 ◆14番(村崎浩史君)  ということは、この防火扉って非常に安全性が重要なものを、設計の段階でミスがあったということでいいですか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  消防法にも防火扉の設置は義務づけがないわけでございまして、確認申請の段階で長崎県の建築主事の指導に基づきまして、今回の変更となっております。 ◆14番(村崎浩史君)  ということは、今回の竹松においては指導があったけれども、竹松は今回指摘があった、その以前の小路口とかほかはどうなんですか。これ整合性とれるんでしょうか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  以前のやつは指導があっておりません。 ◆14番(村崎浩史君)  その辺のバランスってどういうことですか、今回の竹松は小路口とほぼ同規模だから大丈夫やろうというので同時進行で進めたって今おっしゃいましたね。これどうバランスとるんですか。安全性という確保から、これ説得性欠くと思うんですけど、いかがでしょうか。その辺の認識を聞かせてください。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  あくまでも我々としては、前回の小路口と同規模ということで、小路口と同じ仕様で考えておりましたが、県の指導で今回は防火扉の設置ということになっております。 ◆14番(村崎浩史君)  ちなみに、この設計の経緯を教えてもらえませんか、どういうふうに設計をされたか。この場合の市営住宅の設計というのは、これは委託されましたか、それとも自前ですか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  外部に委託をしております。 ◆14番(村崎浩史君)  そうなると、やはりもうちょっと行政側の御部といいますか御課の方での、もうちょっとハンドリングがしっかりしておくべきだったんじゃないのかなと思います。やはり手順とか段階を踏まれるのが役所、官僚組織のよさだと私は思っております。お役所仕事ってよく市民が使いますけど、あれはある意味手順とか段階とか書類とか、そういう公式な形がしっかり手順踏んでいるから、そういう市民や我々もお役所仕事ってやゆしているようですが、ある意味しっかりしているよという意味で、ある意味安心して日本の象徴の言葉と私は思っておるんですね。しかし、今回やっぱり専決においても不手際があった、今回設計の段階でも何かちょっといかがわしい面があるということで、今後はこれだけじゃない気がするんですよね。私、この一件だけじゃない気がします。ほかにもこういうようなずさんといいますか、やっぱり制度の悪い対応されている件ってほかにもあると思うんですけど、どうですか、それを調査されるという気はありませんか。市長、副市長の答弁でも結構です。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  ないと思いますが、これから十分気をつけてやっていきたいと思っております。 ◎副市長(久保一雄君)  今御指摘のありました件につきましては、きちんと調査をして、改めるべきところは改めたいと思っております。 ◆17番(松崎鈴子君)  早口だったのでちょっとわかりにくかったんですけど、階段のところの踊り場が半円形にした、そしてもう一つはエレベーターの扉が少し何か変えたというようなことだったんですけど、それはやっぱり県からの指摘で、前のろう学校の近くの方の小路口アパートは多分半円形になってないんじゃないかなと思うんですけど、なぜそうしなければならないのかという理由がもしわかっておられたら教えてください。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  先ほど申しましたのは、玄関部分に防火扉を設置して、エレベーター扉を煙を遮断する性能がある扉にかえたということでございます。それで、前回の小路口団地については、このような仕様にはなっておりません。 ◆17番(松崎鈴子君)  私が聞き違いですかね、集会場の壁もそれから階段の踊り場の半円形もというのは、全部含めて304万というようなお話ではなかったんですかね、違いますか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  すべて含めて304万円でございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  だから、あの階段の踊り場が通常だと円形にするのとすっと真っ直ぐ直線にするのとでは、確かに経費が違うだろうと思うけど、なぜ半円形にしなければならなかったのかという、その理由が指摘があったんじゃないんですか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  半円といいますか、各階段5階あるんですが、各階段に垂れ壁といって35センチの煙が上に行かないような装置でございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  私のうちの真ん前にできておりますので、私は毎日見ておりますから部長よりよく知ってますが、確かに何かうちの近所ですけど、上に赤いのがちょっと出て、ちょっとあの赤は何でせんばとやろか、あんなにおしゃれにせんばとやろかというのと、階段のところのあれが半円形になってますよ。だから、あのことを言われたのかなと思ったんだけど、それ違うんですか。半円形になってますよ、踊り場が。 ◎都市整備部建築住宅課長(林田俊夫君)  おっしゃっていらっしゃるところは、外部の階段の踊り場の部分ですね。その部分は半円になっておりますけれども、先ほど部長が申し上げましたのは、排煙垂れ壁ということでございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  煙のとめるやつということですね。 ◎都市整備部建築住宅課長(林田俊夫君)  そうです。 ◆17番(松崎鈴子君)  そんなのは急に小路口アパートができてまだそんな長くならないんですけど、今回、もう今後あと2棟か3棟か建てるという説明が多分あったような気がするんですけど、あそこに。今後もそういうことでやるということですか。 ◎都市整備部長(橋口正明君)  今後は、先ほど申しましたように確認申請がおりた段階で発注をするということでございます。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第18、報告第3号を議題とします。 理事者の説明を求めます。 ◎教育次長(石丸哲也君)  議案集56ページをお願いします。   ----------------------------- △報告第3号 専決処分の報告について   -----------------------------でございます。 大村市立放虎原小学校で発生した自動車破損事故による被害者に対する損害賠償の額を定め和解することについて、地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、同条第2項の規定により報告するものであります。 57ページをお願いいたします。専決第4号、専決処分書でございます。損害賠償の額及び相手方につきましては、記載のとおりであります。 詳細につきましては、議案参考資料91ページをお願いします。 それでは、内容を申し上げます。 体育の授業中に児童が投げたキャッチボールのボールがフェンスを越えて自家用車のドアに当たり、一部を破損したという事故でありますが、再度このようなことがないよう児童への指導に万全を期すことにいたしております。 以上、報告いたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。 ◆1番(神近寛君)  事故の原因が児童のボールがすっぽ抜けてフェンスを越えたと、そして今後の処理として児童への指導について万全を期すということですが、これを読んだ限りでは、フェンスを高くするのが当然な処理じゃないかというふうに思えるんですが、いかがですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  少し詳しく申し上げます。キャッチボールをやっておるんですけども、従来ですとキャッチボールをするときには当然フェンスに沿って横にするわけですね。フェンスからも離れていたんですけども、通常フェンスに沿って投げるように指導はしてましたけども、ふざけたんでしょうか、要するに横に並んでいたのを隣の方に児童が投げまして、それがぽんとフェンスに飛び込んでいったということで、もうちょっときちんと指示に従ってしなさいと、そういう指示をしたということでございます。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第19、報告第4号を議題とします。 理事者の報告を求めます。 ◎財政部長(吉野哲君)    ----------------------------- △報告第4号 平成19年度長崎県大村市一般会計予算の繰越明許費に係る繰越しの報告について   -----------------------------でございます。 地方自治法の規定により、繰越明許費に係る繰越しを行いましたので、報告をするものでございます。 次のページをお願いいたします。環境学習推進事業など6事業につきまして、記載のとおり平成20年度へ繰越しを行いましたので、報告をするものでございます。 御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第20、報告第5号から日程第23、報告第8号までの4件を一括議題とします。 理事者の報告を求めます。 ◎水道局次長(朝長定君)    ----------------------------- △報告第5号 平成19年度長崎県大村市簡易水道事業特別会計予算の繰越明許費に係る繰越しの報告について   -----------------------------でございます。 地方自治法第213条第1項の規定により、繰越明許費に係る繰越しを行ったので、別紙のとおり報告するものでございます。 次のページ、繰越計算書でございます。北部簡易水道の新規水源さく井工事がおくれ、変更認可設計業務委託の年度内完成ができなかったために繰り越したものでございます。 続きまして、   ----------------------------- △報告第6号 平成19年度長崎県大村市水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について   -----------------------------でございます。 平成19年度長崎県大村市水道事業会計予算に定めた建設改良費の一部を地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき、平成20年度に繰り越したので、同第3項の規定により別紙のとおり報告するものでございます。 次ページ、繰越計算書でございます。上段、配水管敷設事業でございますが、同時施工している久原池田線街路改築工事が繰越しとなったため、次に箕島大橋配管支持金具更新事業でございますが、これも同時施工している長崎空港線橋梁補修工事の一部が翌年度施工となったため、それぞれ平成20年度に繰り越したものでございます。 内容は記載のとおりでございます。 続きまして、   ----------------------------- △報告第7号 平成19年度長崎県大村市工業用水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について   -----------------------------でございます。 平成19年度長崎県大村市工業用水道事業会計予算に定めた建設改良費の一部を地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき、平成20年度に繰り越したので、同第3項の規定により別紙のとおり報告するものでございます。 繰越計算書でございます。新規水源の探査及び試掘工事を予定していましたが、水源候補地点の選定に不測の日数を要したため繰り越したもので、内容については記載のとおりでございます。 最後に、   ----------------------------- △報告第8号 平成19年度長崎県大村市下水道事業会計予算の繰越額の使用に関する計画について   -----------------------------でございます。 平成19年度長崎県大村市下水道事業会計予算に定めた建設改良費の一部を地方公営企業法第26条第1項の規定に基づき、平成20年度に繰り越したので、同第3項の規定により別紙のとおり報告するものでございます。 繰越計算書でございますが、上段の公共事業でございます。雨水管敷設工事において、久原池田線街路改良工事が繰越しとなったため、次に単独事業は雨水管敷設工事において同時施工の国道34号拡幅工事が繰り越されたため、また大村湾南部流域下水道地元負担金につきましては、県営事業が繰越事業となったことにより、それぞれ平成20年度に繰り越したものでございます。 内容については、記載のとおりでございます。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより一括して質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 しばらく休憩いたします。 △休憩 午後1時58分 △再開 午後2時08分 ○議長(里脇清隆君)  再開いたします。 日程第24、平成19年度大村市土地開発公社経営状況報告について、及び日程第25、平成20年度大村市土地開発公社事業計画及び予算についての2件を一括議題とします。 理事者の報告を求めます。 ◎財政部長(吉野哲君)    ----------------------------- △平成19年度大村市土地開発公社経営状況報告について    -----------------------------と   ----------------------------- △平成20年度大村市土地開発公社事業計画及び予算について    -----------------------------御説明いたします。 まず、平成19年度大村市土地開発公社経営状況報告について説明いたします。 1ページをお願いいたします。総括でございますが、事業報告でございます。公有地取得事業では、国道34号事業用地約2,470平米、防衛施設周辺整備事業用地670平米を取得いたしました。土地造成事業では、オフィスパーク大村KL区画を取得、造成し、売却をいたしました。公有地処分事業では、国道34号事業用地として約3,340平米を国土交通省へ、そのほか総合運動公園建設事業用地、土石集積用地を大村市へ売却いたしました。 決算報告でございます。平成19年度の経営状況は、事業収益約15億8,300万円に対して、事業原価が約16億5,000万円で、地価の下落などにより土地の取得価格と売却価格と差損を生じ、6,814万8,000円の事業損失を生じました。経常損失においても7,178万3,000円を計上することとなりました。 なお、この損失につきましては、大村市から損失補てんをされておりまして、結果、2,112万9,000円の当期利益となりまして、準備金の合計は1億1,666万9,000円となっております。 2ページをお願いいたします。(2)の理事会議決事項、(3)の職員に関する事項は、記載のとおりでございます。 3ページをお願いいたします。損益計算書でございます。1、事業収益は記載のとおりでございますが、国道34号拡幅改良事業、大村市総合運動公園事業、オフィスアルカディア事業、ハイテクパーク事業が主なものでございます。事業原価は記載のとおりで、事業損失6,718万7,177円となっております。販売費及び一般管理費から、5、事業外費用まで記載のとおりで、経常損失が7,178万3,109円となっております。特別利益は、売却時に発生しました差損を大村市から補てんをされたものでございます。 以上の結果、当期利益は2,112万9,437円となっております。 4ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。資産の部でございますが、1、流動資産は(1)から(6)まで記載のとおりでございますが、主なものといたしましては、国道34号、新幹線新大村駅、三城城跡保存整備、総合運動公園等の用地でございます。2、固定資産につきましては、(1)から(2)までの記載のとおりで、資産合計31億8,031万4,532円でございます。 次に、5ページをお願いいたします。負債の部でございますが、1、流動負債は(1)から(3)まで記載のとおりでございますが、主なものといたしましては、金融機関からの短期借入金でございます。固定負債は長期借入金で、負債合計30億5,864万5,124円でございます。 次に、資本の部は記載のとおりで、負債資本合計31億8,031万4,532円となり、資産合計と一致するものでございます。 6ページのキャッシュ・フロー計算書、7ページの財産目録は記載のとおりでございます。 次ページ以降は、説明資料でございます。 次に、別冊の平成20年度大村市土地開発公社事業計画及び予算について、説明いたします。 1ページをお願いいたします。平成20年度大村市土地開発公社事業計画でございますが、土地造成事業につきましては、ハイテクパークに新たに造成し、誘致企業に売却をするものでございます。公有地処分事業は、主に国道34号大村拡幅に伴います用地、総合運動公園、オフィスアルカディア用地などの売却を予定しているものでございます。 土地造成処分事業につきましては、ハイテクパークの売却などを予定しております。 2ページをお願いいたします。平成20年度大村市土地開発公社予算でございます。第1条、第2条は省略させていただきます。第3条、収益的収入及び支出の予定額でございますが、収入の部としまして、第1款から第3款まで記載のとおりでございますが、主なものは、先ほど事業計画で説明いたしました公有地処分事業、土地造成処分事業などでございます。 支出の部は、第1款事業原価は、いずれも事業収益分の原価でございます。販売費及び一般管理費は、旅費、需用費と公社の運営費でございます。第3款事業外費用は、支払利息でございます。 以上の結果、収入、支出差引額は1,907万1,000円となっております。 3ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の予定でございますが、収入は短期及び長期の借入金等でございます。支出は、ハイテクパークの用地取得及び造成、短期・長期借入金償還金でございます。 第5条の借入金でございますが、借入れの目的等記載のとおりでございます。 次ページ以降は、附属書類でございます。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより一括して質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  市から頼まれて取得して販売予定があるものと、もうずっと持ち続けているものとあられるのかなと思うんですけど、その塩漬けになった部分で簿価でどれぐらいあるんですか。 ◎財政部長(吉野哲君)  事業目的がなかなか定まらずに、代替地として長期に持っている分につきましては、約1億1,000万程度ございます。この分につきましては、積極的な売却に向けて努力したいというふうに考えております。 ◆17番(松崎鈴子君)  最長で何年ぐらいの塩漬けになっているんですか。 ◎財政部長(吉野哲君)  長いものでは23年10カ月というのが最長でございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  ということは、もうこれはほぼずっと持ち続けとかんばいかんごたる土地だなということだろうと思うんですが、これから市が要るもので先行取得したと、それで高いときに買っていたんで、今度の9,700万かな、出されたのは、その簿価と販売価格との差で市の方がそれだけ出したということですか、19年度の国道売却とか何とかで差益ができた分で。 ◎財政部長(吉野哲君)  19年度分につきましては、企業誘致に絡みます部分で、その補てんにつきましては補正予算でも御説明をしておりますけども、一応県と市で誘致企業に対する助成というふうな形をとらせていただいております。 それと、23年10カ月というこの部分は、ちょっと松原工業団地の方に1画あるんでございますけれども、なかなか処分が難しいので、その分については処分できなければ市の方での活用を考えなければというふうに考えております。 他の部分につきましては、やはり売却へ向けて努力をいたしますけれども、どうしても地価との差が生じるというふうなことはございます。その分につきましては、やはり今後処分の段階で市で補てんをしていかなければいけないのかなというふうに考えております。 ◆17番(松崎鈴子君)  財政部長はいつも財政改革だとおっしゃるけど、こんなところが一番最初に改革しなきゃ、本当に市民の100円、200円がどんどん値上がりしていく中で非常に厳しいので、早急にこれはやっていただきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ◆24番(川添勝征君)  シーサイドよざきの分譲宅地についてお尋ねしたいと思います。これは見ましたら、支払利息がゼロになっておるんですよね、これはどういう処理をしてゼロになっているんでしょうか。 ◎財政部長(吉野哲君)  これは平成16年からそういった保有分につきましては、いわゆる原価に、簿価に乗せないと、別個に支払利息として収益的収支の方で毎年利息は支払っていくというふうな形で、簿価に乗せないというふうに、そういう経理の仕方になっております。 ◆24番(川添勝征君)  と申しますと、そしたら3,000万の支払利息というのは実質幾らですか、年間。 ◎財政部長(吉野哲君)  済みません、ちょっと後ほど回答させていただきたいと思います。 ◆24番(川添勝征君)  パーセントがわかれば簡単なんですよね。金利2%としましたら60万ですから、その程度のアバウトでもいいと思うんです。と申しますのは、ここに載ってないから簿価に反映されないですよね。しかし、毎年簡単に2%でいいましたら、60万ずつアップされていっているんですよ。そしたら、売るときにまたその差益というものがものすごい大きな金額になる。それを別のところで処理されておるからわからないだけのことということです。 それともう一つ、19年度のこの決算、20年度の事業計画によざきの分譲宅地の積極的販売というのは載ってないわけですね。やはりこういうことではいつまでたっても私は解決できないと思うんです。何回も申しますように、もう思い切って、不良財産ですよ、これ。債権じゃないけども不良財産として思い切ってもう簿価を割ろうが何しようが、処分をしてしまうと。それであれば損失補てん終わりましたら、支払利息あるいは維持管理経費ゼロでしょう。こういうようなことが私は合理的な財政健全化の近道だと思うんですけども、財政部長としてどうとらえておりますか。 ◎財政部長(吉野哲君)  先ほどの借り入れの利率につきましては、約1.3%から1.7%程度の借入利率で公社の場合は運営をしております。 それと、シーサイドよざきの物件につきましては、現在価格を約半分ほどまで下げておるんですけども、照会はあるんですけども、なかなか契約まで至っていない。現に、現在もこの間照会がございまして、資料を送付しておるところでございます。公社の理事会の中におきましても、そういった論議もされまして、基本的にも簿価云々よりも早く処分をした方がいいのではないかという、そういった中で、もしそういった話があった場合には、そこで買い手との協議の中である程度事務局の判断で折り合いがついた段階でもう売却ができるようなことということで、理事会でも承認を得ております。 ◆24番(川添勝征君)  一番いい事例が、この前起こりましたね、管理庁の跡地、入国管理庁の跡地、8億ではだれも買うものおらんやったのが、6億2,000万になった途端に8社もばあっと応募して売れたと。やはりもう超特価で入れて、たとえそれが半分になっても1,500万、それ以下でもいいじゃないですか。その分だけでも現金が入ってくるんでしょう。資金運用上どれぐらいの動きをしますか、その1,400万、これはもう財政部長ならおわかりと思うんですよ。だから、そういうようなもっと柔軟な考え方というのを私は今後とっていただきたいと思うんですけども、これは市長の腹一つだと思うんです。この辺はどうでしょうかね。 ◎市長(松本崇君)  川添議員のおっしゃるとおり、塩漬けというか、ずっとそのまま持っておっても、とにかく金利が上がるばっかりで、それで現実的に売れないままですから、だから思い切ってやはり決断していこうと。まあできればここ2年以内ぐらいには結論出すようにしたいと思っています。 ◆6番(久野正義君)  同じような趣旨で申し上げようと思ったんですけども、もう一点は10年、20年前は非常に金利の高い時代から今は安い時代になっているんですけども、しかし方向はやっぱり金利は上がっていく方向にあるんじゃないかと思うんですね。ですから、上がってしもうてからさあどうしようといっても大変だから、今安いうちに将来上がるのを見越してある程度決断をしないと、私はこの土地開発公社だけじゃなくてほかの部門にもたくさんこうした塩漬けの土地があると聞いておりますので、その点については何らかの決断をせないかんのじゃないかと思っております。 ◎財政部長(吉野哲君)  公社の用地だけではなくて、市の方でもやはり行政財産とか普通財産、そういった用地もございますので、これを先ほどから出ております歳入確保の基本方針に基づきまして、ある程度価格を下回ってでも積極的に未利用地については処分を進めていきたいというふうに考えております。 ◆3番(馬場重雄君)  公有用地明細表ですけど、オフィスアルカディア事業が面積ゼロ、これどういうことですか。
    ◎財政部長(吉野哲君)  下から2行目の分ですかね、この分はオフィスパークを公社で購入し、当時の地域整備公団に売却をすると、その差額分を債務負担行為に基づきまして10年かけて補てんをしていっているということで、当然用地の動きはございません。その差額分を補てんをしているという状況でございます。 ◆3番(馬場重雄君)  借金だけ残っているということですか。 ◎財政部長(吉野哲君)  そうでございます。 ◆3番(馬場重雄君)  今、川添議員、久野議員からも質問があったんですけれども、ここにずっと明細書上げてございますよね、このうちで比較的売却できる可能性のある土地というのは、どれとどれですか。 ◎財政部長(吉野哲君)  ここに載っている部分につきましては、松山沖田線、この分が事業がまだいわゆる街路の事業がなかなか進捗をしませんのでちょっと厳しいかと思いますけれども、それと土石捨て場につきましては、土地開発基金で購入をしております。ですから、この公社の部分からは20年度からは外れるということで、その他部分につきましては、大方大体めどがついている部分でございます。 ◆3番(馬場重雄君)  土石集積場はどこが買うって。 ◎財政部長(吉野哲君)  土地開発基金で購入をしております。大村市の土地開発基金です。 ◆3番(馬場重雄君)  土地開発株式会社。 ◎財政部長(吉野哲君)  基金です。 ◆3番(馬場重雄君)  基金、基金で買うわけですか。 ◎財政部長(吉野哲君)  購入をしております。この分は3月に説明をさせていただきましたけども。 ◆3番(馬場重雄君)  市全体から考えれば変わらんわけですよね。ただ、開発公社の中の会計から外れたというだけの話であって、総体的な市の部分で考えれば全然変わらんわけでしょう。その辺のところもあわせてやっぱりせんと何もならんちゃなかろうかと思うんですよね。 松山沖田線の分が3,100万、小さい金額だからそう大したことなかやろうと思うとですけども、総体的にこれだけの年間費をかけて公社を存続させる意義といいますか、そういうものはどういうふうに市長考えられますか。今から先の公共工事のあり方かれこれにも波及はするだろうと思うんですけれども、やっぱりこの時点で考えるべき時期に来ているんじゃなかろうかと思うんですよね。県あたりはかなり公社を処分しましたよね。 ◎市長(松本崇君)  確かに、20年、30年前の状況と違って先行取得をすることがいかがなものか、それではっきりそれが即もう市の方で買い取れるということであればいいけど、そうでない部分がずっと山積してきておるということからは、議員おっしゃるようにもう土地開発公社そのものの見直し、縮小とか、そういうもう少し慎重にといいますかね、そういう方向を変えないといけないと思っています。 それから、土石場についてはまさに同じことなんですけども、これがどんどん金利がかさんで、もう5億になっておりますが、先ほど24番議員もありましたように、この5億のやつは5億で売れんわけで、何とか半額でも民間に買っていただくように努力はしているところですが、これも5年も6年ももう放置しておけないので、それこそ先ほど言いましたように2年ないし二、三年で何とか処分したいというふうに考えております。 ◆3番(馬場重雄君)  ちょっと論議から外れるかもしれんとですけども、総合計画にもやっぱり波及してくると思うんですよね。市の今からの将来像がどうなのかと、その辺ともリンクさせてやっぱりこの問題考えていかんとどうもならんと思うんですよね。将来、そういう開発計画があるのあれば、私は存続させるべきだろうというふうに思いますけれども、近い将来、そういうものがないのであれば、その当時当時で担当部署で検討しても対応できるんじゃなかろうかというふうに判断するとですけども、その辺はどうですか、財政部長。 ◎財政部長(吉野哲君)  確かに、公有地の先行取得という部分につきましては、やはり従来からしますと考え方は変えていいかというふうに考えております。したがいまして、現在先行取得する分につきましても、もう買い戻しのめどがある部分しかもう着手をしないというふうな考え方で進んでおります。それと、しばらくはやはり公社としての、今現在企業誘致等を行っておりますけれども、そういったちょっとした造成とかそういった部分がやはり市の方ですぐというわけにはまいりませんので、そういった部分での事業の部分はやはり残していかなければならないかなというふうには思っております。形としては、以前からするとある程度縮小をするという形は、方向性としては必要かなというふうに考えております。 ◆5番(宮本武昭君)  同じこの10ページの分ですけど、三城城址の遺構保存事業について8,707平米を3億700万近くで期首残高として残っておりますが、これは一応期末残高3億1,000万というふうに載っておりますが、これは多分購入されたときは2億9,800万という形で購入されたんだろうと、平成13年ごろに全協で説明をされたときはですね。多分、そういう金額だったと思いますが。今、こうして見れば3億600万というふうな金額になって、この700万近くの差額はどう説明していただけるんでしょうか。 ◎財政部長(吉野哲君)  ちょっと持っております手元の資料につきましては、約3億300万で購入をしております。利息が745万程度それに乗りまして、3億1,000万程度、3月31日現在でそういうふうになっております。この部分につきましては、市の方で基本的には公社の方からその分買い戻しをしていただくというふうになるかと思います。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第26、平成19年度財団法人大村市振興公社事業報告について、及び日程第27、平成20年度財団法人大村市振興公社事業計画及び収支予算についての2件を一括議題とします。 理事者の説明を求めます。 ◎教育次長(石丸哲也君)  初めに、   ----------------------------- △平成19年度財団法人大村市振興公社事業報告について    -----------------------------でございます。 資料の1ページをお願いいたします。事業の概要でございますが、19年度は6業務を大村市から受託し、スポーツ活動の振興や文化創造の活動を中心に、地域活性化の発展に努力してきました。 (1)の大村体育文化センター施設管理業務でありますが、利用者数は47万8,283人で、18.4%の増となっております。施設使用料収入につきましては、対前年度比較で18.4%の増収となっております。 次のページをお願いします。イの自主事業につきましては、活性化計画に基づき鑑賞事業、市民参加事業、教育普及事業、スポーツ事業など22事業を行いまして、参加者数も前年度比150%の1万3,000人余りになっております。 (2)大村市民会館施設管理運営事業につきましては、利用者数は合計で8万3,655人であり、前年度比33.1%減少いたしました。これはおおむら秋まつりと宿場まつりの会場が他施設に移ったのが大きな要因であります。施設使用料収入につきましては、対前年度比1.2%減少しております。 次に、3ページの(3)のマイクロバス運行業務につきましては、132回運行をしております。 次に、(4)の大村市屋内プール施設管理業務につきましては、利用者数、施設使用料ともに記載のとおり、ほぼ横ばいでございました。 次に、(5)大村市民プール管理運営業務ですけれども、利用者数、施設使用料収入につきましては、記載のとおりでございます。 次に、(6)の体育施設貸出業務につきましては、陸上競技場など6施設の貸出窓口業務を行っております。利用者数は減少いたしましたが、施設使用料収入は増加しました。詳細については、記載のとおりでございます。 事業概要は以上のとおりでございます。 次に、施設の利用状況につきましては、4ページから7ページに記載をいたしておりますので、説明を省略させていただきます。 次に、9ページをお願いいたします。一般会計の収支計算書でございますけれども、決算額のみを報告させていただきます。 まず、収入の部でございますけれども、中ほどに記載をしておりますが、事業活動収入計は2億5,809万7,024円であります。 11ページをお願いいたします。中ほどになりますけれども、支出の部分ですけど、事業活動支出計は2億7,034万4,719円で、事業活動収支差額はマイナス1,224万7,695円であります。このマイナスの要因は、4行上の欄に記載しておりますけれども、18年度益金1,538万1,259円を受託料返還金支出として市に返還したためであります。 次に、投資活動支出の部でありますが、投資活動収支差額はマイナス166万2,570円でございます。 以上の当期収支差額に前期繰越収支差額を加えまして、次期繰越収支差額は一番下の行ですけども、55万1,260円であります。 次に、12ページをお願いします。5の正味財産増減計算書でございますけれども、これ一般会計の分ですけれども、Ⅰ、一般正味財産増減の部でありますけれども、これは14ページをお開きください。当期一般正味財産増減額はマイナス1,391万265円で、一般正味財産期末残高は55万1,260円であります。 次に、指定正味財産増減につきましては、当期の増減額はなく、期末残高は200万円であります。したがいまして、正味財産期末残高は255万1,260円であります。 次に、15ページをお願いします。6の貸借対照表でございます。Ⅰ、資産の部でございますけれども、資産合計は4,089万2,609円となります。次に、Ⅱ、負債の部でございますが、負債合計は3,084万1,349円となります。Ⅲの正味財産の部でございますが、正味財産は1,005万1,260円でありまして、これに負債合計を足した合計額、負債及び正味財産合計は最後の行のとおりでありまして、4,089万2,609円となり、資産の部と合致をいたしております。 次に、16ページをお願いします。7の財産目録でございますけれども、これにつきましては15ページの貸借対照表の内訳でございますので、説明を省略させていただきます。 次に、17ページをお願いします。8の収支計算書(特別会計)でございます。これは体育文化センターの自主事業の収支計算書でございます。決算額のみ報告させていただきます。収入の部であります。事業活動収入は、中段のとおり、合計3,165万1,601円となります。次に、支出の部でございます。事業活動支出の合計でございますけど、3,290万8,279円で、当期の事業活動収支差額はマイナス125万6,678円の収益でございます。次期繰越収支差額は752円であります。 なお、自主事業の実績につきましては、8ページに記載しているとおりでございます。 次に、18ページをお願いいたします。9の正味財産増減計算書(特別会計)につきましては、記載のとおりでございます。正味財産期末残高は、19ページの最後の行のとおり752円でございます。 次に、20ページでございますが、貸借対照表(特別会計)でございます。資産の部で流動資産合計が283万1,752円、Ⅱの負債の部で流動負債合計が283万1,000円で、正味財産は752円であります。負債及び正味財産合計は283万1,752円でございます。 以下、21ページ以降につきましては、説明を省略させていただきます。 以上で平成19年度の事業報告を終わらせていただきます。 引き続きまして、   ----------------------------- △平成20年度財団法人大村市振興公社事業計画及び収支予算について    -----------------------------報告させていただきます。 それでは、1ページをお願いいたします。平成20年度事業計画でございますが、財団法人大村市振興公社は、体育文化センター、市民会館を中心に、市民プール、屋内プールの管理運営業務に加え、屋内体育施設の運営業務を受託してまいりました。20年度も引き続き最大限のコストの努力を払いながら、利用者ニーズを的確に把握し、市民サービスの向上と的確な運用を行い、市民満足度を高めていきます。 次に、各施設の管理運営業務について御説明いたします。 大村市体育文化センター施設管理運営業務につきましては、利用申し込みのIT化を図りましたが、今後も利用者の要望やニーズを的確に把握し、システムの精度を高め、公平性を維持し、効率貸し・安全・安心を目標に運営をいたします。シーハットの運営が大村市の活力の拠点となるよう、観光コンベンション協会と連携を強め、館の存在効果を高める努力をしていきます。 次に、2ページをお願いいたします。自主事業につきましては、大村市補助自主事業、県央ふるさと文化支援事業、OMURA室内合奏団受託事業の3事業を展開いたします。取り組みにつきましては、鑑賞型事業、参加型事業、教育普及事業、スポーツ事業、社会教育課との連携事業の5つの区分で取り組みます。具体的な内容については、記載のとおりでございます。 次に、3ページをお願いします。市民会館の施設管理運営業務につきましては、安全・安心・快適な運営を継続して実行していきます。 次に、屋外体育施設貸出業務につきましては、公平・平等を基本とし、広く市民が使用できるように運営をいたしていきます。 次に、マイクロバス運行業務につきましては、整備点検を強化し、安全運行に努めてまいります。 次に、屋内プールの施設管理運営業務につきましては、日ごろから安全を監視の目標とし、水質管理や設備機械の点検を実施し運営をしていきます。 次に、4ページをお願いいたします。市民プール施設管理業務につきましては、監視員の教育と現場教育を徹底して、安全管理に努めます。 それでは、5ページをお願いいたします。平成20年度一般会計収支予算書でございます。主なものだけ説明をさせていただきます。 1、事業活動収入のうち、(2)受託料収入、これは記載の6業務の受託料で2億5,393万2,000円でございます。事業活動収入の合計は、2億5,784万1,000円でございます。 次に、事業活動支出でございますけども、(1)の指定管理施設運営業務費支出は2億4,714万8,448円で5事業分でございます。 7ページをお願いします。(2)の市マイクロバス運行業務費支出、(3)繰入金支出は、記載のとおりでございます。 以上の事業活動支出の計は、中段にございますけれども、2億5,736万7,448円となりまして、事業活動収支差額は47万3,552円でございます。当期収支差額はマイナスの34万448円となり、前期繰越収支差額を加算すると、次期繰越収支差額はゼロ円でございます。 次に、8ページをお願いいたします。これは自主事業の特別会計の収支予算書でございます。Ⅰの事業活動収支の部でございますけれども、事業活動収入の総計でございますが、3,857万円でございます。次に、事業活動の支出でございますが、事業活動支出計は3,807万円で、当期収支差額は最後の行のとおり、50万円であります。 なお、自主事業の内容につきましては、11ページの自主事業計画に記載をいたしております。 次の8ページから9ページまでは、収支予算書の総括表でございますけれども、一般会計と特別会計の総括表でありまして、先ほど説明したとおりであります。 以上、平成19年度事業報告と平成20年度事業計画及び収支予算につきまして、御報告を申し上げます。よろしくお願いいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより一括して質疑を行います。 ◆9番(園田裕史君)  市民プールについてです。まず、平成19年度事業報告書の3ページ、大村市民プール管理運営業務についてです。設備の安全チェックと監視体制を強化し万全を図りましたとあります。そして、平成20年度事業計画及び予算書ですけども、4ページ、こちらにも水入れの日を極力遅くし、水費用が上がらないように努めますと書いてありますけども、昨年度のときの市民プールのタイルの陥没と、あと漏水について調査に厚生委員会で行きました。そこのところの安全管理は20年度どうなっているかということをお尋ねしたいと思います。 さらに言うと、収支予算書の中の市民プールの管理業務委託料の収入は、前年度よりも減っています。その次ページの6ページのところも、光熱水費のところで9万5,000円の削減があってますので、そこの部分を教えてください。漏水や陥没がどうなったのか、今後の見通しもできれば教えてください。 ◎教育次長(石丸哲也君)  申しわけございません。その件については、後で御報告させていただきたいと思います。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  今、漏水また陥没等御質問ありましたけども、今年度も42日間オープンするんですけども、それまでには十分間に合いますので、陥没等につきましては対応していきます。ただ、漏水については何回か業者を交えて試験をやって悪い箇所を見つけましたので、対応はしたところであります。 ◆9番(園田裕史君)  それでは、20年度の予算には、そこの部分の予算は計上されてないわけですから、今年度42日間開催した後はもう調査はされる予定はないと、この前の補正で上がった分で一応終了ということでいいんでしょうか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  はい、おっしゃるとおりでございます。 ◆3番(馬場重雄君)  19年度の事業報告書、自主事業のところですけども、収入のところでひどく減っているのが受託料収入が1,000万組んであるのに約半分、520万しか入ってないです。大きな受託料が一つ減っておると思うんですけども、何がなかったんですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  確かに、1事業減っておるんですけども、ちょっとそこまでの把握ができていませんので、ちょっとしばらくお待ち願いますでしょうか、済みません。 ◆3番(馬場重雄君)  多分それが入っておれば自主事業は大きな黒字なんですよね。この分がないものですから赤字になっておるんだろうと思うんですけれども、やはり自主事業というのは非常に大事な部分だろうと思うんですよね。その辺をどういうふうにとらえておられるのか。ほかのこういう文化施設というのは、佐世保もそうですけど長崎でもそうですけども、かなりの自主事業をやっていらっしゃるんですよね。それと比べれば大村は非常に少ないような感覚を持つんですけれども、その辺は教育次長に質問するのはちょっと酷かなというふうには思いますけども、どうなんですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  ただ、19年度につきましては、18年度と比べまして新たな事業というのをかなり取り組んでおります。前回と見比べていただければと思うんですけども、実際上、18年度が8,592人の入場者の実績でしたけども、19年については1万2,790人というふうに利用は非常にふえてますし、例えば映画の上映会とか、ブラスバンドのクリニックとか、その他数えるだけでも七、八種類ぐらい新たなものをやっております。ですから、そういう結果として人数がふえてきたというふうに考えております。 ◆3番(馬場重雄君)  それは考え方だと思うんですけれども、自主事業というのはある程度利益を出しても構わない部分だと思うんですよね。文化だけ追求するんじゃなくて、やっぱり利益といいますか、そういうものも追及していい部分だと思うんですよ。その辺のところはやっぱり管理者といいますか、担当者がどういうふうに考えるかというようなことでかなり変わっていくんだろうというふうには思うんですけれども、その利用実績がふえた分というのは、入場料が要らんとかレッスン会とか、そういう部分をふやしていけばふえるわけですよね、利用者は。ただ、入場料の要る事業をやるとなったら非常に難しい部分も出るわけですけども、その辺の兼ね合いをどういうふうに考えておられるのか、その辺のところをちょっと聞きたかったんですけれども。 ◎教育次長(石丸哲也君)  当然、自主事業ですから採算性というのはある程度考えなければいけない。ですから、例えば漫然とやるのではなくて、当然集客力があるものというのもやっぱり考えながら、できれば黒字というんですか、1興行について黒字が出るような形で、そういうようなものも企画すべきと考えます。 ◆3番(馬場重雄君)  委託業務だから仕方ないという部分もあるのかもしれんですけど、やはりそういうところはやっぱり行政は行政サイドとして指導をする必要は私はあるんじゃなかろうかと思うんですけどね。何でんかんでん任せたからそれでいいんだというようなことでは、ちょっと問題あるんじゃなかろうかと。どうせ何年か先にはまた委託契約のやり直しというようなことになるだろうというふうに思うんですけれども、その際にそういう部分をどういうふうに考えていくかということも、大きなやっぱり判断材料の一つになることだろうかと思うんですけどね、どうですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  当然、一つの事業につきましても、決算というんですかね、事業報告を受けておりますし、ですからそれについてやはり一つ一つチェックをかけていって、効率性とそれから効果とか、そういうものまでちゃんと吟味をしながら運営についていろんな話をしていくと、そういう指導をしていくと、そういうことが必要だと思うんです。 ◆3番(馬場重雄君)  何年か先の話になるだろうというふうに思うんですけれども、管理業務の委託契約の際に、やっぱりそういうのも一つの判断材料といいますか、募集要項の中に入れていく必要があるんじゃないだろうかと思うんですよね。そういうところをどういうふうにとらえていくかというのは、やっぱり行政当局がぴしゃっとした方向性を出しておかんと、そのときになって幾ら言うたってしようがないと思うんですよ。やっぱり例えば1年なら1年前ぐらいから、そういう方向性を出してやっていかんといかんとじゃなかろうかと思いますけどね。というのが、これだけじゃないですよね、ほかの琴平公園かれこれの問題でも、管理委託業務でもっとやりたいんだと、自分たちで自主的なことをやりたいんだというのはあるけれども、その協定の中でやれないというのは、手かせ足かせをどうしてもかけてくると、そういう部分も出てくると思うんですよ。これも僕は一緒のことだと思うんですよね。やっぱり利益を上げる部分は利益を上げていいと思うんですよ。それを後どういうふうに使うかという問題は、そのときで話をすればいいわけですから。例えば、市立病院だって一緒だと思うんですよ、でしょう、今まで事務部長としてそういう担当してこられましたからよくわかっていると思うんですけども、利益が出た場合には話し合いでどうするか決定をするんだというような話でございましたよね。やっぱり業者は利益を出るように一生懸命努力をすると思うんですよ。そういう努力をする余地をやっぱり残した契約内容にするべきじゃないかと思うんですけどね、その辺どうですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  おっしゃるとおりだと思います。ただ、自主事業というのは、ある程度振興公社の方の考え方もやはり反映をさせていかないといけないわけでして、市の方でがんじがらめというのもどうかと思いますので、その辺は調整をとりながらいろんな意見を言っていくという形になろうと思います。 ◆3番(馬場重雄君)  別に振興公社に限定する必要はないと思うんですよ。もっと管理者を公募して広くやっぱり求めていく必要が私はあるんじゃなかろうかと思う。今の場合は仕方なかったと思うんですよ、初年度であったしね。しかし、やっぱり今から先の問題として、やっぱりそういうことも念頭に置いてやっていかんと、何でもかんでも公共的なものは赤字でいいんだというようなことではいかんと思うんですよ。現に2億5,000万からの金を出しているんですよね、ここには。それに補助金とか何とかを加えれば、それ以上のお金を出しているんですよ。やっぱりそういうところも考えていかんと、出すところばっかり考えて、やっぱりそこを絞っていくということもやっぱり財政上考えていかんばことにつながっていくとじゃなかろうかと思いますけどね。努力してください。 ◆17番(松崎鈴子君)  今、3番議員から言われたとおりだろうと思います。ここに振興公社の報告で事業概要の中に、与えられた予算を縮減しながら効率的運営を心がけました、市民サービスはないんですよね、もう金だけの運営でやってきましたという報告があっているんじゃないでしょうか。20年度のところで、住民のニーズの把握をしながらって書いてあるんですが、これは事務局との話でどのように住民ニーズ、また予算縮減だけを考えていってやるのか、それとも市民のいろんな要望があった中で、自主事業等々も考えていかれるのか、そこら辺の話し合いはどうなっていますか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  自主事業につきましては、当然市民の方の要望等の--要望といいますか、市民の方のニーズというんですかね、そういうのも当然的確に把握をして、アンケートもとっておりますけども、そういう中で決定を今までもしてまいっておりますし、今後もそういうニーズをやはり的確に把握をして、単なる経費削減のみならず、いろんなサービスにはやっぱり向上するような姿勢は必要だと思います。 ◆17番(松崎鈴子君)  私はちょっと質問通告に出してますので余り深入りはしたくはないと思うんですが、ニーズの把握の仕方、ただアンケートだけ。というのは、よその施設を見たときに、確かに音楽系統ではちょっと出前講座を学校等もやっておられますけれども、ほかのところでの市民の中へもっと入っていってのいろんな活動というか、そういうのは全然見えないんですけど、そういうのは要望としてはあってないんですか。例えば、公民館に行って健康体操をやりますよとか、地域の広場に行って皆さんのためのこういういろんな指導というか、レクリエーション指導みたいなのもやりますよとか、そういうのもやっているところもありましたよね、一生懸命いろんな地区ミーティングなんかに行って、例えばこういうセンターへの要望もお聞きしながらとか、いろんなことを努力されているところもありますが、ここはニーズ把握はもうアンケートだけ、それも今年度やったっちゃ、もう来年は指定管理者切れるんですよ、これ、ことしが3年目ですから。来年振興公社がとるかどうかわかりませんけれども、そこら辺もあるので、もっと早くこんなのはやらなきゃいけなかったんじゃないかなと思うんですけど、そこら辺のことはもう全然把握していらっしゃらないですか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  外に出かけていくということは、検討したということは聞いておりません。それについては、恐らくそこまで検討してないんじゃないだろうかと思いますけども、その辺の確認はいたしておりません。 それから、当然アンケートだけではないという、確かにそうです。いろんな方法があると思いますけども、現在のところはアンケートをやったということしか聞いておりませんので、その辺のところはもうちょっと工夫をするようにとか、そういう話をしたいと思います。 ◆17番(松崎鈴子君)  来た人だけにアンケートをとってもだめだと思うんですよ。なぜ来れないのかとか、こういうのがあれば来ますよとかいうのがやっぱり地区の中に出かけていかないとわからないと思うんですよ。だから、そこら辺をもう少ししっかりと話をしていただくことを要望して、質問を終わります。 ◆4番(恒石源治君)  今、いろんな意見出ましたけど、私もこれが振興公社に委託されるときの委員会におりましたけども、教育長も次長もかわってますから仕方ないといえば仕方ありませんけども、当初から今17番議員も話があったように、これ19年度と20年度見てもほとんど変わらんわけですね、事業計画が。市民に対するアンケートという言葉出ましたけども、市民全体に対するアンケートなら当然我々にも来るはずなんですけど来てませんし、この両方の事業計画を見たときに、もうごく一部の利用者に限って利用するような施設になってしまっておるわけです。それで最初から私、これを委託するときに、教育委員会は担当局として市もそれには携わっていきますと、一緒にいろんなだめなことはだめだ、もうこういうふうにしてくれという要望等をしながらやっていきますという話があったんですけど、その辺は引き継ぎというか、あってなかったらどうしようもないことですけども、どうですか、次長。 ◎教育次長(石丸哲也君)  今、おっしゃいましたアンケートの件ですけども、これは確かに市民全体のではなくてシーハットに来られた分だけのアンケートでございます。ですから、その分がすべての市民の意見であるというふうなことにはなってないとは思います。 それから、先ほどから何遍も言われていますように、事業についてはやはりいろんな市民のニーズをいかにつかむかということを、今後も当然していただくように要請をしたいと思います。 ◆4番(恒石源治君)  市民に対するアンケートをとったと言ったら、来る人だけが市民じゃないでしょう。それは市民に対するアンケートという言葉を使うから、こういう質問になってしまうんですよ。シーハットに見えられた来館者に対するアンケートという言葉を使えば、こういう質問はしないわけですよ。市民に対するアンケートといったら、全部に来とかないとおかしい話になる。 それと、担当の教育委員会としてこの事業計画とか見られておるんですか、毎年、それを答えてください。 ◎教育次長(石丸哲也君)  当然、これ事業計画につきましては議会にも報告いたしておりますし…… ◆4番(恒石源治君)  事業計画じゃなく利用内容、事業活動というのは内容のことをいうんです。 ◎教育次長(石丸哲也君)  内容についても、毎年聞いております。 ◆4番(恒石源治君)  そしたら、これおかし過ぎるですよ、これ私も初めて今広げて見ましたけど、全くほとんど内容は変わってない。その前も変わってない。これ19、20ですけど、18年度も同じ。これで来館する中で、市原悦子さんのときは、これ何人ですか、467名、その後の下の方でも半分近い260何名と、それと映画上映会が1,000何名、やることによってこういう入場者の数が動いておるんですよね。そしたら、やっぱり内容を変えて、大村市民が喜んで集まるような内容にしてくださいとか、そういうことはちゃんと教育委員会もやっていきますという話で、この話がそのときに私した記憶があるんですよ。だから、振興公社からこういうことでやりますと、やりましたと、次もこんなのやりますと、それはそうですかで終わってもらったら、今言う市民に対するサービス向上には全然無縁の話になってしまうんです。その辺どうですか、次長。 ◎教育次長(石丸哲也君)  当然、市民のニーズにこたえて、もっと魅力ある事業をやってくださいということを言いたいと思います。 ◆4番(恒石源治君)  そしたら、これ今議会に20年度は提案という形で出ている話でしょうから、20年度、この内容、事業計画をもうちょっと変えてもらって、大村市民が喜んで来るような計画書をもう一回つくるように指導できませんか。全く同じことじゃだれも変わらんですよ、来る人は。 ◎教育次長(石丸哲也君)  これが振興公社でこれでやりたいということで来ておりますので、当然議員が言われることについてはきちんと伝えたいと思いますけれども、20年度の自主事業についてはこの計画でお願いしたいと思います。 ◆4番(恒石源治君)  市から補助金出していませんか、大村市民の税金使っていませんか、次長。 ◎教育次長(石丸哲也君)  当然、市からの支出もいたしております。 ◆4番(恒石源治君)  幾ら使っていますか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  自主事業委託金として700万…… ◆4番(恒石源治君)  いやいや、トータルでよかです、トータル。 ◎教育次長(石丸哲也君)  自主事業につきましては700万ということで支出しております。 ◆4番(恒石源治君)  自主事業だけじゃない事業もやっているでしょう。今、自主事業で私質問してますけど。じゃあ、自主事業で700万、ほかのやつをトータルしたら幾らと、この2点で説明をお願いします。 ◎教育次長(石丸哲也君)  決算で見ますと、一般会計の収支計算書の中に受託料収入というのがあります。これは先ほど申しましたように施設の管理ですけども、これに2億5,400万。 ◆4番(恒石源治君)  数字だけでよかです。 ◎教育次長(石丸哲也君)  2億5,400万でございます。 ◆4番(恒石源治君)  再確認しますけど、700万を入れた総額、税金の絡む補助金、助成金、名目はどうあれ2億5,000幾らが総額ですね。 ◎教育次長(石丸哲也君)  今のは補助金ではなくて、補助金も…… ◆4番(恒石源治君)  税金絡みの金、全部って言いよる。 ◎教育次長(石丸哲也君)  ですから、受託料収入として2億5,400万と、それから補助金としては700万ということでございます。 ◆4番(恒石源治君)  よかです。 ◆15番(伊川京子君)  今ちょっと恒石議員のに関連すると思いますけれども、この振興公社がここを運営をされるようになってから非常に一般の方たちが、高齢の方から子供たちまで広く利用できる機会が少なくなったというのは、非常に今までもずっと聞いていることなんですけれども、この中で一つ、自主事業の実績の中で、大村寄席というのがもう11回、今年度で12回になって、これは「大村」って冠がつく以上は、やっぱり私たちもこれは本当に盛り上げて、ここを会場いっぱいにしながらいきたいと思っている事業の一つなんです。これはもうこのところが管理をするようになってから、非常にこういう形で入場料も少ないし、多分チケットの売っている数も少ないんじゃないかと思います。私は、ちなみに昨年度はちょっと行けなかったんですけれども、一昨年度は内容的には落語があったり子供たちが本当に楽しめるような紙切りがあったりという、寄席ですからいろんなのをミックスした形で上映をしてくださるんですね。そういうことで非常に行った者も少なくて本当に気の毒で、やっている方は非常に一生懸命やってくださってますし、「大村」って冠がつきますから毎年そういうことで力を入れて熱心にやってくださるんですけども、非常に見ている方が気の毒なくらいで、行った子供たちも非常に喜んで帰ってくるんですね。だから、こういうことはもうこの大村寄席というのは、非常に力を入れていただきたい、もう本当に子供たちも高齢者も楽しめる事業の一つですので、ぜひこれは満員になるぐらいに力を入れて販売もやっていただきたいなと思っております。そういうことはもう強く訴えていきたいのと。 それからもう一つ、ここの事業に託児が有料になったんですね。前は託児の費用は取られてなかったんですけど、今多分1,000円、お子さんを預ける方は取られていると思うんです。それの影響といいますか、そういうお声は聞かれてないんでしょうか、いろんな意見とかお聞きになっていられないでしょうか。そこに有料でいろんなことを見る、鑑賞するといっても、そこにまたお子さんをお一人連れて行くと、1,000円の託児料が発生するということになると、非常に負担も重くなりますし、そういった子育て支援の配慮というのも、非常に欲しいなと思っているところです。いろんなところで市民の皆さんたちがやられる事業の中では、託児は有料というところが当たり前というようなところも、大村市以外では聞きますけれども、私たちもいろんなことを企画する中で、できるだけ託児に関してはその事業の中で、運営の中でやっていこうということで、有料というケースは余り聞かないんですよね。そういうことで、サービスがどうかというのを先ほどから言われてますけれども、そういったところを市としては確認をしておられますでしょうか。もしくは、そういったことでお母さん方から何か御意見等あってないでしょうか。私は、子育て支援の一つとして、ぜひこれは考えていただきたい。1,000円というのは確かにちょっと高いと思いますので、お願いいたします。 ◎教育次長(石丸哲也君)  確かに、伊川議員がおっしゃいますように、大村寄席の人数というのが、19年度248人ということで、私もこれは気になっておりました。まず、目についたのが、それでございまして、当然20年度についてはもっと観客を寄せるような宣伝方法とか、いろんな部分で力を入れてもらうように話をしたいと思っております。 託児所についても、その辺の、1,000円になったことによってどのような影響があるかというとこもあるでしょうから、そういうのもやっぱりきちんと調査をして、ともかくなるべくお客さんが来やすいように、そういうのを検討をさせるように話をしたいと思います。 ◆15番(伊川京子君)  ぜひお願いをいたします。 それと、大村寄席に関しましては、これは11年前ですから、永六輔さんとか内海好江さん、どっちでしたかね、亡くなられました方が、大村に最初それを企画をされて、それから愛する大村をということでずっと継続してやっていられる事業の一つですので、これは市長も含めてですけど、ぜひことしはこれを満員にする、もう少なくともチケットはもう500は絶対売るという、そういう一つの目標を掲げていただきたいんですけど、これについてはいかがでしょうか。そして、ことしどういう内容的なことが企画をされるかわかりませんけど、非常に先ほど言いましたような紙切りとか、紙を切っていかれますよね、ああいうこととか、子供さんも楽しめるんですね。ぜひそういったことでみんなで楽しみたい大村寄席、ことしはぜひ満員にということをスローガンに掲げていただきたいんですけど、市長いかがでしょうか。お座りになって結構ですので。 ◎市長(松本崇君)  私も大村寄席というのはもう毎回欠かさずに行っておりますが、お話にありましたようにちょっと寂しいなと、せっかくすばらしい方々が落語家や紙切りですが、本当にすばらしいです。ぜひことしは満席にするように努力していきたいと思っています。 振興公社、教育次長がずっと答弁しておりますが、私はやっぱりお願いしたいことは、経営者感覚というか、興行師とは言いませんけども、やっぱり人を呼ばなければ、どんないい音楽を、あるいは芸能、その他、芸術関係をしても、これは余り意味ないんですね。もちろん費用対効果の問題もありますけど、やっぱりここに来ていただく方に失礼に当たる部分もあるし、それから大村市の市民の元気さというか、文化の元気さ、そういったものを進める上でも非常に大事です。とにかく寄席を満員にするように全力で私も頑張っていきたいと思っています。議員皆様方もよろしくお願いいたします。 ◆23番(大崎敏明君)  1点お聞きします。19年度決算の中で、受託料の返還金1,538万等が発生していますが、これは受託料を返還されるというこの経緯はどういうことでしょうか。 ◎教育次長(石丸哲也君)  18年度の益金が出ておるんですね。これにつきましては、益金が出た場合に税が約半額以上計算したらかかるということで、これは振興公社の理事会の方で諮られたという経緯があるんですけども、市の方にもうそうであれば返還、戻しましょうということが決定されて、返還金ということで、この支出に上がっているということでございます。 ◆23番(大崎敏明君)  18年度が益が出たということで、これを19年度で返したという形ですね。ここでいうと、損失まで出して返還をするのはおかしいなということはちょっと感じたものですから、18年の益金を返したということですね、わかりました。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第28、平成19年度財団法人大村国際交流協会経営状況報告について、及び日程第29、平成20年度財団法人大村国際交流協会事業計画及び予算についての2件を一括議題とします。 理事者の報告を求めます。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  それでは、まず   ----------------------------- △平成19年度財団法人大村国際交流協会経営状況報告について    -----------------------------御説明をいたします。 まず、1ページをお願いします。海外派遣事業及び受入事業についてでございますけども、これポルトガル共和国シントラ市に高校生を4名、随行員1名を派遣し、中国の上海市、蘇州市へ中学生6名、それから随行員2名を派遣をいたしました。また、シントラ市からは、学生を2回にわたって受け入れを行っております。 上海市閔行区へ公式訪問団を派遣した際には、国際交流協会からも1名参加をいたしました。 2ページの市民交流事業におきましては、市民の方に外国のいろんな文化を知っていただくために、記載しております講演会や講座などを開催をいたしております。 ここで、3ページになりますけども、ちょっと訂正をお願いしたいんですけども、3ページ、(4)の語学講座ですね、ここの受講者数の表の中の計の欄ですけども、一番右の計の欄での後期の計が68となっておりますけども、恐れ入りますけども、66に訂正をお願いします。また、その下の合計の一番右、これを123を121に御訂正をお願いいたします。恐れ入ります。 外国人の支援事業や広報啓発事業は、記載のとおりでございます。 次に、4ページをお願いします。一般会計収支計算書は記載のとおりでありますけれども、主なものを説明をいたします。 事業活動収支の部の会費収入の内訳につきましては、個人が250人で257口、法人が66団体で69口でございます。特別会計繰入金収入は、229万6,000円を繰り入れております。したがいまして、収入合計は463万2,247円でございます。 次に、支出の部ですが、事業費は海外派遣事業費が主なものであります。また、管理費につきましては、事務局嘱託員の人件費や事務費が主なものでございます。支出合計は484万5,185円となり、収支差額はマイナスの21万2,938円となっております。 次に、予備費支出は51万4,294円を次期へ繰り越すものでございます。 次に、5ページをお願いします。特別会計収支計算書でございます。収入は受取利息の869円であります。支出は229万6,000円を一般会計へ支出をしております。したがいまして、当期収支差額はマイナスの229万5,131円となりまして、次期繰越収支差額は887万4,633円となります。 6ページは収支計算書総括表でございますので、説明を省略させていただきます。 次に、7ページですけども、一般会計の貸借対照表でございます。まず、資産の部は、流動資産74万5,649円、固定資産7,967万7,405円、資産合計が8,042万3,054円となっております。負債の部は、負債合計23万1,355円であり、正味財産は8,019万1,699円でございます。 次に、8ページをお願いします。特別会計の貸借対照表でございます。まず、資産の部は流動資産のみで、記載のとおり887万4,633円であり、負債の部はございませんので、正味財産は同額の887万4,633円でございます。 9ページは、貸借対照表の総括表でございますので、省略をさせていただきます。 10ページをお願いします。ここは正味財産の一般会計の増減計算書でありますが、記載のとおりの資産の増減がありまして、正味財産期末残高は8,019万1,699円となっております。 次に、11ページは正味財産の特別会計増減計算書でございますが、一般会計の繰入金は昨年よりも24万6,000円減少しており、正味財産期末残高は887万4,633円となっております。 次に、12ページは正味財産の増減計算書の総括表ですので、割愛させていただきますが、ここで済みません、もう一回訂正をお願いします。一番上の「正味財産増減計算書総括表総括表」ってダブってますので、「総括表」を1つ消していただくようお願いいたします。 13ページ、14ページは、これは財産目録についての内容であり、記載のとおりでございます。 15ページは、会計収支決算に対する監事の審査意見書であり、記載のとおりでございます。 以上が平成19年度の事業報告、決算報告でございます。 引き続きまして、   ----------------------------- △平成20年度財団法人大村国際交流協会事業計画及び予算について    -----------------------------御説明をいたします。 1ページでございます。海外派遣及び受入事業は、記載のとおりでありますけども、海外派遣につきましては、中学生、高校生の派遣を予定をいたしております。 市民交流事業から2ページの一番最後の留学生の支援事業までは、記載しているとおりでございますけども、より多くの市民の方に国際交流協会のことを理解をしていただき、事業に参加していただけるように努力してまいりたいと考えております。 3ページをお願いします。平成20年度の一般会計収支予算書でございます。記載のとおりですけども、主なものは、会費収入が118万円となり、前年度と比較をいたしますと15.7%のマイナスとなっております。事業収入の82万円、これにつきましては主に語学講座等の受講料でございます。特別会計の繰入金収入は、224万円を繰り入れまして、事業収入合計は470万5,000円でございます。 次に、事業活動支出では、事業支出が291万1,000円、これ対前年比に直しますと7.1%のマイナスでございます。管理費支出は214万4,000円で、主なものは人件費、事務費であり、前年と比較しますと6.5%のマイナスとなっております。したがいまして、事業活動支出合計は505万5,000円、対前年比はマイナスの6.8%でございます。 予備費の支出が5万円ありまして、当期の収支差額がマイナスの40万、前期繰越収支差額が40万円でございますので、次期繰越収支差額はゼロでございます。 次に、4ページをお願いします。特別会計収支予算書でございます。雑収入の3万6,000円は、受取利息でございます。支出では、一般会計へ224万円を繰り出すものでございます。したがいまして、次期繰越収支差額は587万5,000円となっております。 5ページにつきましては、これは総括表でございますので説明を省略をさせていただきます。 以上で報告を終わらせていただきます。 ○議長(里脇清隆君)  これより一括して質疑を行います。 ◆17番(松崎鈴子君)  この事業の中で市からの委託事業はどれとどれでしょうか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  市からの運営補助に関しましては、平成15年以降ございません。 ◆17番(松崎鈴子君)  そうすると、この海外派遣事業もすべて市からの委託事業ではなくて、自主事業としてされているということですね。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  これは決算のときもちょっと申しましたが、基金の運営、基金をずっと取り崩しながら、19年度に関しましては決算額で特別会計から繰入金というのが229万6,000円、取り崩しで事業を行っております。 ◆17番(松崎鈴子君)  市からは出してないけれども、市から出した1億円の基金がちょこちょこ減っていっているというふうに考えていいんですか。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  議員おっしゃるとおりでございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  そうすると、やはり基金はいつかはなくなるということも考えんばいかんわけですから、全体的な国際交流協会のあり方、留学生支援ってちょっと恥ずかしかごたるですね、1人1万円ですか、これで何か留学生支援っていうとでしょうかね。予算が2万円ですから2人かなと思ってちょっと見せてもらったんですけど、余りにも何か事業としてはちゃちな事業だなと思うものもあるし、もう少し何か考えて国際交流のあり方を抜本的に見直していくべきときもあるんじゃないかなと思いますが、そこら辺はもう検討に入られる御予定はない。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  これは国際交流協会の理事会で決まったものの報告になるんですけども、やっぱり理事会で一番問題になっているのは会費収入ですね。これはどうしてもまず先ほど19年度でも言いましたけど、団体で66団体、1団体1万円が1口なんですけど、個人は250人の257口、これ1口2,000円ですね。どうしても口数をふやしたいというのが交流協会の本音ではあるんですけど、なかなか各会員の方々頑張っているんですけど、なかなか伸び悩んでおります。何かいい知恵があったら教えていただきたいんですけど、いかがでしょうか。 ◆17番(松崎鈴子君)  私は、市民課の窓口にも外国人の方もかなり来られるんじゃないかと思うので、このせっかくの人材を地域げんき課の方におられて、さまざまなことでされるようにして、少し協会というのが何か内向きっていうんですかね、限られた人たちだけの事業になっていっているんじゃないかなと、もう少し広くするためには、そういう人と直接触れ合って、通訳もされるからとかいろいろおっしゃったんですが、そういう方が市役所の中におられた方がもっと広がるんじゃないかなという感じもするんですけど、基金をこちらに戻すとか、私もたった2,000円しか会費を出しておりませんので、ちょっと大きなことは言えませんけれども、少しやっぱり外部にいろいろ出すと、やっぱりいろんな経費もかかってくるだろうし、なるべく経費節約して長く続けるためには、何か考えないと交流協会を市役所の中に置くとか、何か考えないといけないんじゃないかなと思っているところです。どうぞ検討を早急に急いでいただきたいと思います。検討し始めてから10年ぐらいかかりますから、役所は。 ◎市民生活部長(松下崇文君)  これ年に何回か理事会ございますので、私も理事の一人でございますので、今の御意見は次期の理事会に諮らせていただきます。 ◆10番(中瀬昭隆君)  この交流についてですけど、去年交流に行ってきた子供たちとか、あるいは引率に行かれた方の感想を読ませていただいて、私愕然としたんですけど、ただ物見遊山みたいな形で行かれたような感じが非常にしたんですね。中国に行った子供たちも、もう今度はどこかほかの国に行きたいとか、高校生に至っては、向こうの方からいろんな質問をされてもきちんと答え切れなかった子供たちが多かったということで、やっぱりこれはもう本当にかなり個人的な負担かかりますから、本当に限られた人しか行けないと。でなくて、もう隔年でもいいからもう少しやっぱり個人負担を少なくしてでも、本当に行ってほしい人、そういう方たちにも間口を広げてあげることが必要じゃないかなと思います。 それと、何らかの形でやっぱり交流を継続して続ける意志のある子供ということを選んでいただくことが、必要なんじゃないかなと思います。そういう意味で、実りのある交流を続けるための人材派遣をぜひ考えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 5分ほどちょっと休憩を入れます。 △休憩 午後3時35分 △再開 午後3時42分 ○議長(里脇清隆君)  再開いたします。 教育次長より保留しておった分の答弁がございますので。 ◎教育次長(石丸哲也君)  3番議員からお尋ねがありました委託事業の中で1つ中止したものがあるんじゃないかという質問でしたので、それに対してお答えします。 岡山県の津山市からの依頼だったんですけども、OMURA室内合奏団の公演が依頼されておりまして、これが400万を超える依頼でございまして、その分が中止になったということで、向こうの都合で中止になったということで聞いております。 ○議長(里脇清隆君)  日程第30、株式会社大村市総合地方卸売市場平成19年度経営状況報告及び平成20年度事業収支計画についてを議題とします。 理事者の報告を求めます。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)    ----------------------------- △株式会社大村市総合地方卸売市場平成19年度経営状況報告及び平成20年度事業収支計画について    -----------------------------御報告をいたします。 1ページをお願いをいたします。平成19年4月1日から平成20年3月31日までの第15期の事業報告につきましては、記載のとおりでございます。 2ページをお願いをいたします。貸借対照表でございます。資産の部、流動資産、固定資産、それぞれ記載のとおりで、資産合計は対前年比91%の5億8,192万1,574円です。 次に、負債の部でございますけれども、これも流動負債、固定負債ともに記載のとおりで、負債合計は対前年比90%の4億9,713万7,455円です。 資本の部につきましては、資本金、繰越利益剰余金で、記載のとおりで資本合計は8,478万4,119円となっております。したがいまして、負債資本合計、5億8,192万1,574円となり、資産合計と一致するものでございます。 3ページでございます。損益計算書です。1、営業収益、2、営業費用は記載のとおりでございます。営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は、866万3,165円となります。3の営業外収益と4、営業外費用は、それぞれ記載のとおりで、差し引きマイナスの914万9,459円です。5、特別損失でございますけれども、記載のとおりで、当期の純損失は66万8,794円となります。 次に、4ページをお願いをいたします。平成20年度収支予算計画でありますけれども、営業収益、営業外収益の収入合計4,942万9,000円、同じく営業費用、営業外費用等の支出合計が4,942万9,000円で計画をしてございます。 以上で報告を終わります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これより質疑を行います。
    ◆5番(宮本武昭君)  株式会社地方卸売市場の15期の監査報告がそれぞれの監査役から出されておりますが、市内にはスーパーや産地直売所など多くの販売所があるわけですね。これについてやはりこういう19年度が4,093万3,000円と、今年度は逆にさらにこういう減益でありながら210万ほどの増ということで予算計画をされておりますが、なぜこういうふうに出る計算になるのかというふうなことが一でつあります。これについては、やはりいろんなけさの新聞報道にもありましたように、全く形は違いますけど、よその市でいろんな監査があったことを新聞にも載っておりました。こういうものについては、減益であるのになぜまた市場等がふえている中でなぜふやされたのか、そこら辺を御説明をいただければと思います。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  施設の使用料というものは、取扱高に応じた率で収入を計算をしてございますけれども、昨年は少し落ち込みもありましたけれども、今年20年度につきましては、市場の希望的観測もございましょうけれども、これくらいはいくだろうという予測を立てられておるようでございます。 ◆5番(宮本武昭君)  それであったら、17年度か18年度、そういうものについては減益とかいうもの、現状のような形で経営がなされておるのかどうか、おわかりだったら教えていただければと思いますが。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  市場自体もいろいろスーパー等を回っていろんな要望等もされておるようですけれども、なかなか実績として上がってこないというようなところもございますけれども、市場自体の営業というものは、いわゆる土地を貸し付けて、その貸付料で営業をすると、経営をするという、いわゆる賃貸業でございますので、その中身につきましては県央大村青果卸会社、その営業に大きく左右をされるというところがございまして、なかなか市場自体の経営も苦しいというところはございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  そんな営業がきつい中で、19年と20年を見ると、地代家賃が上がっているんじゃないでしょうか。いいんですかね、これどうして上がったのか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  地代家賃を個人からのお借りしている分もございますけれども、その分については固定資産評価によって変動をいたしますので、その分で若干上がる見込みということになっております。 ◆17番(松崎鈴子君)  それにしても200万ぐらい上がっていませんか。20万かな、20万ぐらいか。20万ということは、それだけ評価額が上がったと、その人の分が上がったと。じゃあ、個人から借りている分が何平米で、平米幾らで借りているんでしょうか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  個人の分はお2人ございまして、一人が約2,000平米、一人が1,200平米でございまして、借地料は坪年間6,600円ということになっております。 ◆17番(松崎鈴子君)  そしたら、ずっと以前の取引のときのすごい量があったときの、今面積のまんま市場は運営しているんでしょうか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  変わりはございません。 ◆17番(松崎鈴子君)  そこのところが私たちとしては不思議ですよね。先ほども出ましたように、産直の萱瀬には飯盛とかずっと向こうの方からも県央農協ですから、どんどん自分で持って来られるわけですよね。そうすると、やっぱりこの卸売市場というのも県央市場ぐらいにちょっと頭を切りかえながらいかれないといけないんじゃないかなと思うんですが、この赤字が出た分については何とか補てんする方法があるんですか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  今、経営の中では、減価償却を本来1,700万ぐらい積まなきゃいけないところを、その分で調整をとっているというところもございます。 ◆17番(松崎鈴子君)  ちょっといわば綱渡り的な経営がなされているというふうに考えるわけですね。取引高が先ほども言われたように、上がるということを見込んで使用料をちょっと200万ぐらいですか、これもふやして予算を立てていらっしゃるんだけど、もしかしたら今産直がものすごく元気ですよね。そして、ここの大村だけじゃなくて県央ですから川棚から彼杵から諌早、飯盛、もうずっと遠くからも朝からずっとトラックで持って来られるわけですけれども、ほとんど夕方行くと「好評につき完売いたしました」って札がいっぱい並んでいるわけですが、そんな中で市場が本当に元気でこんだけ取引がふやす方法、対策というのをどのようにしていらっしゃるんですか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  市場御自身も昨年の3月でしたか、経営改善計画を立てられまして、その中でいろんな方策を考えておられるんですけれども、一つ申し上げますと、先ほど言いました小売店へのアプローチをさらに強めていこうとか、あるいは公共施設をもうその市場自体も何かほかのものに活用できないかというような、いろんな検討をなされております。今後、それらを実が結んでいけばいいなと私も思っておりますけれども。 ◆24番(川添勝征君)  まず、損益計算書の方でお尋ねしたいと思いますが、この給与手当、法定福利費、福利厚生費等、約470万ぐらいになるんですけども、これはお1人分ですか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  市場には、社長と事務員とお2人おられます。 ◆24番(川添勝征君)  平成20年度の収支予算計画によりますと、実績470万に対して19年度の実績が189万と書いてあって、20年の計画189万となっておるんですけども、これはここまでの給与削減が月15万ですね、手当まで入れて。可能なんですか。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  これは役員報酬と給与手当と記載をしてございまして、もう一人の賃金の分はまた別個でございます。 ◆24番(川添勝征君)  ということは、その他の経費に入れてあるということですかね。しかし、これはやっぱり給与は給与で上げるのが会計上当たり前じゃないですか。それをその他の経費の中に混ぜ込ませてわけのわからんようにする、私は幾ら合理化でもこれで大丈夫かなということで真剣に質問しているんですよ。470万が180万って、300万も削減して、やはりこれは表示の仕方というのはやっぱり給与手当は給与手当できちっとした実数に近い形の予算を上げるのが筋じゃないと思うんですけどね。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  わかりました。そういうふうに要請をしておきます。 ◆3番(馬場重雄君)  この未収金ですけども、これ市の方からのあれの金になるとかね。土地か何かを分割で買うという、あの分になるとかね。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  はい、その分が2億9,000万ほど入っております。 ◆3番(馬場重雄君)  あと何年あるとかね。 ◎農林水産部長(坂井則雄君)  平成34年までです。 ○議長(里脇清隆君)  これで質疑を終結します。 以上で本報告を終わります。 日程第31、請願第2号最低賃金の引き上げと制度のさらなる改正、中小企業支援を求める請願の件、日程第32、請願第3号「非核日本宣言」を求める意見書採択に関する請願の件及び日程第33、請願第4号後期高齢者医療制度を中止し、廃止を求める請願の件の3件を一括議題とします。 紹介議員は久野正義議員であります。 紹介議員から説明を求めます。 ◆6番(久野正義君) 登壇   ----------------------------- △請願第2号 最低賃金の引き上げと制度のさらなる改正、中小企業支援を求める請願の件   ----------------------------- 請願者住所・氏名、長崎市桜町5-7、宮崎ビル3階、長崎県労働組合総連合議長川崎一宏。   ----------------------------- △請願第3号 「非核日本宣言」を求める意見書採択に関する請願の件   ----------------------------- 請願者住所・氏名、長崎市浜口町6-5、原水爆禁止長崎県協議会代表者原章夫。   ----------------------------- △請願第4号 後期高齢者医療制度を中止し、廃止を求める請願の件   ----------------------------- 請願者住所・氏名、長崎市恵美須町2-3、長崎県保険医協会内、長崎県社会保障推進協議会会長哲翁昭邦。 紹介議員は、私、久野正義でございます。 内容は、お手元の請願陳情文書表のとおりでございますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長(里脇清隆君)  これよりまず、請願第2号最低賃金の引き上げと制度のさらなる改正、中小企業支援を求める請願の件の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、請願第3号「非核日本宣言」を求める意見書採択に関する請願の件の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 次に、請願第4号後期高齢者医療制度を中止し、廃止を求める請願の件の質疑を行います。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これで質疑を終結します。          〔紹介議員降壇〕 請願第2号は経済文教委員会に、請願第3号は総務委員会に、請願第4号は厚生委員会にそれぞれ付託します。 日程第34、陳情第4号及び日程第35、陳情第5号の2件を一括議題とします。 陳情第4号農地転用に関する陳情の件及び陳情第5号大村市入札制度における地元業者への優先発注に関する陳情の件、以上、陳情者及び内容については、請願陳情文書表のとおりでありますので、陳情として処理します。 以上で本日の日程はすべて終了しました。 本日はこれで散会します。 △散会 午後3時57分 上記会議録を調製し署名する。    議長    里脇清隆    署名議員  田中 守    署名議員  永石賢二...